教育と福祉ではお子さまを見る視点が異なっているように感じています。
異なる視点(多角的視点)を持ちながら
教育と福祉の融合療育をGripキッズ八千代緑が丘校は考えています。
今回は、
「教育と福祉では、どちらが良くてどちらが悪い」ということを
書く日記ではありません。
たとえば、教育業界では「ピグマリオン効果」が良く言われます。
簡単に説明すると、期待をこめて子どもに接すれば、
子どもは期待以上に成長する。これをピグマリオン効果と呼びます。
そのため、子どもに期待をこめた前向きな言葉をかけることが
重要だと学びます。
福祉業界では、「マシュマロ実験・テスト」が良く言われます。
この実験は「子どもが個室に案内され、15分間食べるのを我慢したら
もう一つあげる。食べたらあげないよ!」と言われたらどうするのか?
という内容です。
もう一つ有名なのが「サリー・アン実験」
サリーはビー玉を持っています。そのビー玉を自分のカゴに入れます。
カゴにいれたら、サリーは散歩に行きます。
アンはサリーのビー玉を自分の箱に隠します。
サリーは散歩から帰ってきたら、どこを探しますか?
福祉では子どもの「自制心」に着目している事柄が
多く見受けられます。
これを踏まえると、
◆教育は子供の成長を伸ばすことに着目。
◆福祉は子供の現状確認に着目。
教育は結果を出すために、過程に着目しています。
(例)100点を目指すために、こういう勉強をしよう!
福祉は出来ないことをできるようなるという結果に着目しています。
(例)現状、計算ができないから計算が出来るようになろう!
最初にも書きましたが、Gripキッズ八千代緑が丘校は、
教育と福祉の観点から療育を行っているのが特徴です。
そのため、療育は楽しいだけではありません。
嫌いなことから逃げない社会に出てからも大切なスキルを
学ぶ療育も行っています。
◆現状出来ないことを出来るようにする(福祉の観点)
◆出来ないことを出来るようにするために何をすべきか(教育の観点)
cannotとdo not Part 2
Gripキッズ職員日記📝
24/09/30 21:21