こんにちは。
LUMO（ルーモ）西宮今津校です。

先日、TVの「奇跡のレッスン」の番組で、
体操の内村航平さんが、体操部の高校生を指導していました。

初日、マット運動の着地でバランスよく止まるには何が大切かを高校生に尋ねると、
「足をしっかりと踏ん張る」
「足指に力を込めてとどまる」
などの答えが返ってきました。
それに対して内村さんは、
「着地を止めるのは足でなく手です」とのこと。
これには、一瞬、「えっ、何で？？？」といった表情の高校生たち。

実際にマット運動のロンダート（側転のあと後ろ向きで着地する種目）で、内村さんの実演と解説により、手でバランスを取ることが大切なことに皆気づくことになりました。

さてLUMOでの運動の様子を振り返ると、まさにその通り。
写真は台に上がりって、スタッフが高い位置で持った風船にタッチし、マットに跳び下りる課題です。
風船があることで子どものタッチしたい気持ちが高まります。
目で風船までの距離を予想し、ジャンプの力加減、方向を定めます。
そして「エイ！」とジャンプ→手を伸ばして風船にタッチ→マットへ着地。
一連の動作を楽しみながら課題に取り組みます。

個人差はありますが、マットに着地する時には、自然と手を広げるように使って着地のバランスを取っていました。
目、手、足を連動させ、身体の平衡を取ることを運動の過程で自ら習得しているのですね。


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