こんにちは!
LUMO(ルーモ)西宮今津校です。
「うわーっ! お砂場がいっぱいだ~~」
初めて海へ遊びに行った5才の女の子のエピソードを、その保護者から聞きました。
子どもの思いが表れていますね。
さて、今回は、のどかで懐かしい「少年倶楽部」の笑い話(杉山 亮 選・解説 講談社)の本から、ずっ~と昔、子どもたちが考え、当時の雑誌「少年倶楽部」(1914年~1962年)に投稿した笑い話を紹介いたします。
冷え込む時期、子どもたちが考えたのどかな笑い話でほっこりリフレッシュしましょう。
・忍耐
先生:忍耐のわけを知っている人?太郎君。
太郎:ハイ、たえしのぶという事です。
先生:では、太郎君、たえしのんで物事をしたことがありますか?
太郎:ハイ、歯の痛いのをたえしのんで、お菓子をたべたことがあります。
昭和十年 廣島市 北村敬一
・ころぶわけ
母 :地球はいつも、ぐるぐるとまわっているのですよ。
坊や:それで、坊が、よくころぶのだね。
昭和十九年 愛知県 佐愛俊雄
・図画の宿題
先生:太郎君、この絵はじつによくかけているよ。
太郎:ええ、父もわれながら最上のできだといっていました。
先生:え、なんだって・・・。
昭和三十三年 神奈川県 宮岡あきら
・パン
母 :三郎や、パンをしらないかい?
三郎:おなかのすいたかわいそうな人にあげたよ。
母 :よいことをしたわね。どんな人。
三郎:ぼくだよ。
昭和三十三年 北海道 藤川俊昭
戦争前後の厳しい時代にも子どもたちはたくましく、そしてユーモアを大切にしていたのですね。
このような笑い話を作って、人に聞かせることは子どもたちの好きなことですね。
今の時代の笑いとは少し趣が違っていますが、子どもらしいユーモアが感じられますね。
大人も子どもも一緒におもしろがって楽しみたいものですね。
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笑い話 ~子どもとユーモア~
教室の毎日
24/01/25 09:37