みなさん、こんにちは。
音楽特化型放課後等デイサービス さんかくです♪
先日、Rくんの保護者の方から
読書する機会を増やしたいので
さんかくで読み聞かせをしてほしい・・・との
ご要望をうかがいました。
それを聞いた私は
『ええところ』という絵本の
出会いの記憶がよみがえってきました。
(以下 長文になりますが お付き合いください)
6年ほど前のことです。
子育て支援の一環として来られた
絵本作家 くすのきしげのり先生の
講演会での出来事でした。
実体験をもとに絵本を執筆し
子育てのアドバイスのお話をいただけた
有意義な時間でした。
最後に くすのき先生ご自身が
『ええところ』の読み聞かせを
してくださることになりました。
大人になっても 読み聞かせしていただけるなんて
うれしいな♪と気楽に考えていましたら・・・
その後,予想だにしていないことが起こりました。
絵本の内容を要約すると
主人公の小学生のあいちゃんは
常日頃から 自分のええところなんて
一つもないと思っています。
ある日 思い切って 親友のともちゃんに
自分のええところを聞いてみると
考えてくるわ・・・と言われてしまいます。
次の日 ともちゃんから 手のあたたかいところが
ええところ と言ってもらえました。
自分にも ええところがあることがわかり
ほっとしたのも束の間 みんなの手を
あたためていると・・・
あいちゃんの手のあたたかみがなくなってしまいます。
落ち込んでいると、ともちゃんがすぐ
言ってくれた言葉で元気が出ます。
自分の手がつめたくなるまで
みんなの手をあたためてくれる やさしさが
あいちゃんの一番のええところや・・・と。
そして あいちゃんは 一生懸命
自分のええところを見つけてくれた
ともちゃんの やさしさに気づきます。
その日から あいちゃんは
ともちゃんのように みんなそれぞれのええところを
探し みんなに知らせてあげようと行動します。
絵本の読み聞かせは くすのき先生の
関西弁まじりの あたたかみのある声のトーンと
話の内容が・・・
ふるしょう先生の あいちゃんの心の変化を
描いたイラストが・・・
私の心にしみて 涙が止まりませんでした。
絵本でこんなに 泣いてしまうなんて・・・。
後日 私は『ええところ』の絵本を買いました。
読むたび やっぱり涙があふれてしまいます。
そんなこともあって 家の本棚に眠っていました。
今度 Rくんや他のさんかくのお友達に
『ええところ』の読み聞かせをしようと思っています。
読み聞かせ中に泣いてしまったらどうしよう・・・
ドキドキしますが。
これからも さんかくのお友達の ええところ
たくさん伝えていこうと思います。
自己肯定感を高める
推しの一冊の紹介でした。
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推しの一冊
教室の毎日
23/03/09 14:18