こんにちは！
LITALICOジュニア茅ヶ崎教室です！


イライラしていると、ついお子さまを怒ってしまい
そんな自分の行動に後悔し、落ちこんでしまうこともあるかと思います。

お子さまと関わる中でどう関ればいいのか
難しいと思うことがあるかもしれないです。

そのため、LITALICOジュニアでは、ご通所の保護者さま向けに
【お子さまとの関わり方講座】を開催しています！


・ほめることが大事とわかっていても、どこをほめればいいのか…
・いくら言ってもいうことを聞かない…
・子育てのストレスを軽減したい…！

など、
【お子さまの行動についての考え方や、ご家庭での関わり方のコツ】を
全6回の講座でお伝えしています！


先日は、ペアレントトレーニング第5，6回
「観察上手になろう」を開催いたしました。

褒めたり、環境を整えたり、伝え方を工夫したりするといいことはわかったけれど
「なんだか空回り？」「うまくいかないなぁ〜」
ということが次々と出てきますよね。

・褒めたのに、逆に機嫌が悪くなってしまったのはなんで？
・環境を整えたけど、壊されちゃった・・・どこまで何をしたらいいの？
・伝え方を工夫したつもりなのに、行動は改善されていないなぁ。
・子どもの行動の理由が理解できずに途方に暮れてしまう・・・


そんなお悩みにアプローチできる方法が「観察上手」です。

お子さまの行動の理由を見つける「観察上手」を身につけることで
根拠を持った関わりができるようになり
お子さまの困った行動が減り、よい行動が増えると言われています。


本日は、茅ヶ崎教室のペアトレでお伝えした
観察上手コツの一部をご紹介します。

★観察上手★
行動には大きく4つの意味があります。

①物や活動の要求（あれがほしい！これがやりたい！等）
②注目要求（見てみてー！等）
③回避、逃避（やりたくない等）
④自己刺激（ジャンプしてると気持ちがいいなぁ等）

お子様の行動の前後に起こるきっかけや結果を元に
行動の意味を上述の4つから仮説を立てていきます。

「ご飯中に席を立つAちゃん」を例に、行動の意味を考えてみましょう。

きっかけ：テレビがある
行動：席を立つ
結果：テレビが観れる
→この場合は、「テレビをみたい」という【①物や活動の要求】が行動の意味になりそうですね。

きっかけ：お家の人がご飯を黙々と食べている
行動：席を立つ
結果：「Aちゃん！」と声をかけられる
→この場合は、お家の人に声をかけてほしいという【②注目要求（見てみてー！等）】が、行動の意味になりそうですね。


いかがでしょうか！
同じ「席を立つ」という行動でも、お子さまにとっての行動の意味は違うのです。

行動の意味に応じた対応をしていくと
根拠を持った関わりができるようになり
お子さまの困った行動が減り、よい行動が増えていきます。


受講者の方々も、ペアトレ後に早速お家でお子さまの行動を観察されていました。

「なぜその行動をするんだろう？子どもってわからないなぁ」
という思考で止まっていた方も
「こういう意味かな？」と考えられるようになったことで
「何かしらできることがある！」と視野が広がっていきました。


今回の内容はなかなか難しいものでしたが
受講者の皆さま、行動の意味をとらえることできていていらっしゃいました！


通所支援の中でも「行動の意味」を親御さまと共に探って行き
本人にあったサポート方法を考えていきます。


ペアレントトレーニングでは、講義内容のお伝えだけではなく
ご家庭での様子をお話していただいたり
お子さまの好きなものや関わりを書き出していただくワーク
ご家庭で実践していただくホームワークがあり
「知ったことを使えるようになる」までサポートをさせていただきます！



※こちらは事業所内相談支援加算の算定対象となっております。
ご希望の方や加算算定について詳しく知りたい方は、お気軽にスタッフまでお声がけください。



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