ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は感覚統合や私たちの教室で行っていく療育で大切にしていることをお伝えします。
まずは感覚統合についてご紹介します。
感覚統合とは、「脳に入ってくるさまざまな感覚情報を目的に応じて整理し、秩序だったものに構成すること」をいいます。
人には見る、聞く、などの様々な感覚器官を使って情報を集め、情報を脳に送り、記憶したり、操作し、判断をします。
私たちが道具を使ったり、コミュニケーションしたりする際、様々な感覚を統合して活動しています。
お子様の発達を促す際に、1つ1つの感覚を刺激しながら、人間が持っている様々な感覚器官(5感に加えて、前庭感覚(平衡感覚)と固有感覚(腱や筋肉、関節などで感じ取る感覚)があり、これらに対してそれぞれアプローチします。アプローチを通して発達を促し、それぞれの感覚を組み合わせ統合し、より高次なことができる様に療育をしていきます。
私たちブロッサムジュニアで大切にしていることの一つに、お子様の「得意」をのばすことがあります。お子様のあるがままを大切に、その上で得意な部分や素敵な部分を伸ばしながら、日々の療育で少しずつチャレンジができる様に、苦手なことにも少しチャレンジしていきます。
加えて、私たちが大切にしていることで、子どもの主体性を大切にし、成功体験を通して、子どもたちの自己肯定感を育み、発達を促します。
この根拠として「感覚統合療法」と呼ばれる療育プログラムがあります。
① 子供たちが自分から求めている、楽しいと思える活動(やってみたい)を、
② 子供たち自身が自分から能動的に行い(やらされるのではなく)、
③ うまくいったと実感できること(成功体験)
この3つがそろっている時、感覚統合機能が最も発達するというのが、感覚統合療法の基本的な考えです。そのため、感覚統合の活動内容は、子供たちが「とても楽しい」と思えるものになっています。
参考:http://www.nara-pho.jp/reha/rehabilitation/reha_si.html
そのため、個別療育、集団プログラム問わずお子様の状況やお子様の気持ち、もちろん保護者様の気持ちを最大限に尊重しながら、療育プログラムを作っていきます。
そのため、着席を無理に促すこともありませんし、活動に参加することを強要せず、その子の今できそうなところがスタッフと一緒に取り組むことで、「できた!」と思える様にサポートしたり、お子様の興味が持てそうな声掛けや課題の提示の仕方を通してお子様の主体性や気持ちを尊重しながら、関わっていきます。
何かありましたらいつでもご連絡ください。
相談や、話を聞いてほしい等のご要望でもぜひお話聞かせて頂けたらと思っています。
長文読んでいただきありがとうございます!
お子様の気持ちを大切に「できる!」を増やします。
療育マメ知識
22/08/27 09:40