ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は、素敵なYouTuberさんをご紹介いたします。
もともと発達の気になるお子様との関わりも長く支援者として多彩な経験を持っていらっしゃる保健師の「しえんちゃん」さんです。
発達しえんちゃんネル【保健師による発達が気になる子を伸ばす子育て情報】で検索すると素敵な動画が沢山見られます。
参考:https://m.youtube.com/channel/UCya4DjMoGEhqwOEZ0P1oSvA/featured
その中でも児童発達支援を利用するお子様のニーズで高い「言葉の発達がゆっくりなお子様にどう支援するのか?」についての動画を解説しながら、私たちの発達の気になるお子様への発語への支援について解説します。
①「言葉が遅い」子どもへの話しかけ方・伸ばし方、重要ポイント4点まとめ!
「しえんちゃん」さんが作った素晴らしい動画では以下のようなポイントがあると言われています。
●無駄だと思わない
「お子様に話しかけましょう」と発達検査や検診で言われ、お子様の発達を祈り一生懸命話しかけてもお子様の変化はなく保護者様としてはなかなか虚しくなってしまうケースもあります。
その一方でお子様に話しかけた声はお子様の中で(聴力に問題なく聞こえているのであれば)音刺激としてお子様に蓄積されていきます。
そのため、音刺激が脳に入りいずれそれが発声につながる可能性があります。
もしかしたら話しかけるタイミングやリズム、状況に合わせてお子様の発声のタイミングが変わるかもしれないので、お子様に話しかけながら様子見てみたり、様子を支援者等に見てもらいながら支援の対策を考えると良いかもしれません。
●子どものレベルに合わせる
お子様の発語や認知に合わせて言葉かけすると良いです。単語と単語の間をあけながら、お子様の呼吸のペースに合わせながら大人が発語するとお子様も真似しやすいかもしれません。
●常に子どもの目線の先
子どもが見ている先を一緒にみながらお子様の言動を代弁することで、お子様自身が自分は何をしているか徐々に知ることができるかもしれません。お子様の言動を代弁し、実況中継をすることでお子様が言葉を知り、理解することができ、それを通じてものにはそれぞれ言葉があると知り、さまざまな経験やタイミングを経て発語が促されるかもしれません。
●お子様の感じたことも考えながら言語化する
子どもが感じたことを言語化することで、こんな時こんな言葉を使えばいいんだと子ども自身が感じたり、言葉自体がわかってきた時、お子様の感情を丁寧に伝えることで、わかってもらえた経験に繋がるかもしれません。
いかがでしたか?
しえんちゃんがお伝えしてくれたお子様への言葉かけは、以前私たちがお伝えした「インリアルアプローチ」と似ていると思います。
私たちはお子様の言動に共感的に言葉かけします。
②私たちができるお子様への発語の促しの支援
私たちはお子様と個別療育、集団療育、自由遊びとさまざまな観点でお子様と関わります。
個別療育では、お子様の言動を丁寧に汲み取りながら、
・言葉が伝わって楽しい、
・言葉で伝えると伝わるから便利だ、
とお子様に思ってもらえるように支援します。
集団療育では、沢山の音刺激や刺激を通して発声や発語する機会を状況に合わせて行い支援します。その結果集団の中で発語できた経験を通して社会生活での発語の増加を支援します。
自由遊びでは、お子様の目線に立ちながら気持ちを汲み取り、お子様の実況中継をしながら発語を促します。
いかがでしたか?
お子様の状況に合わせて支援します。
お子様の子育てや関わり方等でお悩みの保護者様、療育場所を探しているお悩みの保護者様何かありましたらいつでもお気軽にご連絡ください。
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22/09/13 09:05