こんにちは。
ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は素敵な本をご紹介します✨
実際に、学習障害をお持ちの実のお子様のサポートやお子様の環境調整を行っていました「ぴーたんさま」の本をご紹介します。
参考:学習障害の子どもへのサポート記録: ワーキングメモリが低い・ADHD疑いの子育て編(アマゾンで検索するとkindle本が表示されると思います!)
ぴーたんさまは、働きながらお子様の支援を精力的に考えてこられた素敵なお母さまです。お子様の為に、できることが増える様に支援したり、環境調整を行っています。働きながら、お子様の為に動いていらっしゃる姿は支援者の私たちも勇気づけるほど優しくあたたかいです。
今回は実際に支援者として読ませていただきました私が感想やブロッサムジュニアでの療育の生かし方をご紹介します。
①ワーキングメモリが小さいお子様への支援
最初に専門的な用語が多くご不安な読者様に向けて用語の説明をします。
ワーキングメモリとは、簡単に一側面を伝えると「聞いた言葉を一時的に脳にとどめて置き、活用する力」を言います。
例えば、電話番号をイメージするとわかりやすいかもしれません。電話番号を言ってくれる電話主の電話を聞きながら、聞いた数字を覚えておき、書き写すという2つの課題を行う際にもワーキングメモリが使われています。
この力が弱いお子様は、学習面や生活面で困難や困り感を生じるケースがあります。
ぴーたんさまのお子様はワーキングメモリが小さい可能性が、その後の就学後の検査等でわかりました。その前から、ぴーたんさんはお子様の様子を観察し、お子様に合わせた支援を行っています。
②お子様に合わせた支援~就学前~
ぴーたんさんはお子様の様子をみて、丁寧に関わっていらっしゃいます。例えば、お子様がひらがなにあまり興味がなくなかなか覚えられないお子様に対して、モノとひらがながマッチングできるように例えばつくえに「つくえ」と紙を貼っておき、学びの支援をしました。
物がよくみえなくこと、捉えられないような視覚機能の問題があることで、効率よく文字を読んだり、書いたりすることが困難である可能性があります。
その為、ビジョントレーニングと呼び、目の視覚認知の改善を促しました。
点繋ぎやボールを目で追うようなトレーニングを通してお子様は少しずつ見る力もついてきて、線を書く力もついてきたそうです。
お母さま自身が発達障害や学習障害の支援に関する本を読みまくり、子供の発達についてかかれたコミュニティに入りながら情報収集をし、日々お母さま自身が学び続けました。
③ブロッサムでできるお子様への支援
ぴーたんさまのお子様への支援は、お子様の状態を丁寧に見つめながら、お子様に対して何ができるか丁寧に考えていらっしゃいます。
お子様に対して、支援を行う中で、例え何かを教える際にもお子様にやらせるのではなく、環境を変えていく(机に文字カードを書いておき、マッチングを図る)、子どもの興味に合わせて支援していました。加えてお子様のそもそもの困り感(ビジョントレーニング)に対して、家庭で勉強をもとに支援をされていました。
私たちブロッサムジュニアでも、
・お子様の興味関心に合わせて、無理のない形で支援をする。
・お子様の困り感の背景に何があるか分析し、必要があればブロッサム本部の専門職(言語聴覚士等の専門職や多彩な経験をお持ちのスタッフがいます。)と連携しながらお子様の困り感を探っていく。
等を意識して支援を行っています。
ぴーたんさんが願ったような、保護者様が一人で悩まず、お子様の為になる情報を探すために翻弄され、悩まず済むように、支援者が保護者様と一緒にお子様にとって何ができるか一緒に考えさせていただきながら支援をしています。
何かありましたら私たちも保護者様の力になりたいと思っています。
お気軽にお問い合わせください。
お子様の困り感の背景を見つめ、「できる!」を増やす。
療育マメ知識
22/09/27 11:53