こんにちは。
ブロッサムジュニア流山教室です。
今日はお子様に合わせた言葉かけのコツについて、「0~4歳 ことばをひきだす親子あそび: 子どもとのコミュニケーションがどんどん増える!」を元にご紹介していきます。
①子どもへの言葉かけのコツ
子どもへの言葉かけとして、子どもに言葉を知ってほしいと思い支援者が躍起になって色々教えてしまう、例えば指差しをしながら「これは○○だよ」、「あれは●●だね」のように教えてしまうケースもあるかもしれません。
ただし、子どもの発達段階によっては、視野が狭く見えていないケースもあり、お子様の目線にたって言葉かけすることで、お子様はより言葉を吸収できる可能性があります。
そのため、「同じ目線にたって見て話す」ことも重要です。
年齢に応じて、声のトーンやリズム、話しかける量も調整するとよいと思います。
具体的には、1語文程度のお子様には、オノマトペや1語文の言葉かけ、たまに2語文で話しかけて上げたり、2語文以上話せるお子様に対しては3語文で話しかけるなどお子様が話せる言葉の語数か語数プラス1語文程度の関わりにするとよいと思います。
子どもの関心のあるものから発語を促していくとよいです。例えば、車が好きなお子様であれば、駐車場ごっこや、車の台数を数えたり、車の色を一緒に行ってみたりすることで、形容詞や数唱を覚えたり、名詞の概念を覚えていくことができます。
子どものまねをしてみる、子どもの行動を一緒にやってみて子どもがまねするのが楽しいと思える様に支援することも大切です。それを通して子どもが一人の世界だけでなく、他者との世界を共有し楽しむことができるかもしれません。
②言葉を習得するために必要な前段階
言葉を言ってみる、言葉を理解するのに必要な前段階もお子様それぞれの発達段階や家庭環境にもよるかもしれませんが、ある程度の目安として、○○と○○ができていることで言葉が増えていくかもしれないよという目安はあるかもしれません。
例えば、周りの世界を目で見てとらえ、目で終える様になり、自分が生きている世界を少しずつ認識することも必要です。加えて、発語に繋がらなくても、喃語を通して発声すること、言葉を言ってみることを通して音を出すことが楽しいと思えることもお子様が、「いってみよう!」と思えるきっかけになるかもしれません。
喃語から、オノマトペ的な発語も増えて来るケースもあるかもしれません。
アイコンタクトや身振り手振りができることで、他者の存在に気づき、何か伝えてみようとお子様が思えるきっかけになるかもしれません。
③まとめ
いかがでしたか?
今回はお子様の発語を増やすような関わりのヒントを本を通して説明しました。
私たちの施設では、ブロッサムジュニア本部に言語聴覚士が在中しているため、本部の職員と連携してお子様の支援のために何ができるかより専門的に考えていくことができます。
ご相談だけでも大丈夫ですのでお気軽にご連絡ください。
言葉かけのコツ|大人も子どもも一緒に楽しむ。
療育マメ知識
22/09/28 18:52