こんにちは。ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は、発達が気になるお子様育てていらっしゃる保護者様に向けて、「お子様を安心して預かってくれる場所」をご紹介します。
保護者様はお仕事や家事や自分のやらなくてはならないことに加え、お子様と関わる中で、少し疲れてしまい「ちょっと一人になりたい…。」、「仕事(家事)をやる時間が欲しい」と思うこともあるかもしれません。
公的な機関を使うことで、保護者様とお子様の応援団が増え、安心して預かってもらえる可能性があります。
今回は「お子様を安心して預かってもらえる場所」についてご紹介します。
①発達が気になるお子様が利用できる可能性がある施設
⑴長時間預かってくれる児童発達支援
1つめは、児童発達支援施設と呼ばれる児童福祉施設です。
児童発達支援施設とは「障害のある子どもに対し、児童発達支援センター等において、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練その他の便宜を提供するもの」と定義されています。
参考:児童発達支援ガイドライン
簡単に伝えると、「発達障害を含む障害のある子どもに対して、服の着脱、食事、排泄などの基本的な生活動作が子ども自身が出来るように支援し、集団生活で必要なスキルを練習する場」といえると思います。
児童発達支援事業所・児童発達支援センターの中には長時間療育するいわゆる「預かり型」と呼ばれる施設もあります。
私たちブロッサムジュニア流山教室も長時間の預かりができる施設となります。
児童発達支援施設とは、児童福祉法に位置付けられた通所型の福祉サービスの1つです。
この施設に通うには、療育手帳や障害者手帳がなくても、 専門家の意見書や医師の診断書等を提出し、必要性が認められれば、通うことができます。
市町村から交付される受給者証を取得することで通所の申し込みができ、1割負担でサービスを受けることができます。
受給者証とは、児童発達支援施設や、放課後等デイサービス等の福祉サービスを利用するために市町村自治体から交付される証明書のことを言います。 受給者証には保護者と児童の住所、氏名、生年月日、サービスの種類、その支給量(日数や時間数)が記載されていて、その子やその家庭の状況に合わせて受給者証の支給量が決定します。
⑵ファミリーサポートセンター
子育てを「手伝ってほしい」と悩む方と、子育てを「手伝いたい、誰かを助けたい」と思う人を結んでいくサービスです。
依頼会員(育児の援助を受けたい人)と提供会員(育児の援助を行いたい人)がファミリーサポートセンターで会員登録を行い、地域において育児の相互援助活動を有償(ベビーシッター等のサービスに比べればやや安価)にて行います。
参考:ファミリー・サポート・センターのご案内
利用する際の申請については以下の流れで行うことが多いようです。
①ファミリーサポートを利用するためには、お住いの市区町村のセンターに連絡します。
②ファミリーサポートセンターの方が、実際にサポートしたい方(提供会員さん)を探し、ファミリーサポートを利用して子どもを預けたい方とマッチング(仲介)します。
③依頼会員・援助会員が事前に援助内容のすり合わせを行います。
④実際に提供会員さんが援助を行います。
⑤依頼会員さん(お子様を預けたい保護者様)が提供会員さんにお金を振り込みます。
ファミリーサポートでは、「保育園や児童福祉施設への送迎」、「保育園や学校の開始・終了時間外の預かり」なども行っています。
ブロッサムジュニア流山教室では、送迎範囲の関係で送迎ができる地域とできない地域があります。送迎が出来ないケースでもファミリーサポート制度をうまく使うことで、保護者様の送迎がなくても送迎できる可能性があります。
⑶一時保育
保護者様のニーズに合わせて、もし一時保育を行っている保育園と条件が合えば、お子様を預かってくれるサービスです。
1時保育を利用する場合、保育園の形態や自治体などで必要になる書類や、条件が異なる可能性があります。例えば、私たちの施設のある流山市では以下のような形でホームページに記載のある保育園の中で、利用理由が特になしの条件から、親の就労が条件で預かる事ができる等様々です。
詳しくはお住まいで利用する予定の地区の一時保育について記載があるホームページを参考にすると良いと思います。
いかがでしたか?
これ以外で、少しの間だけでも子どもを預けたい、自分の時間がほしいと感じた際に以下のようなサービスを利用する方法もあります。
〇発達障害に特化したベビーシッターさんを利用する。
〇発達障害に特化した家庭教師やオンライン療育でお子様を見ていてもらう。
この場合だと、利用料が高くなってしまうこともあるかもしれませんが、お子様のペースや状況にきめ細かに合わせて支援してもらえるケースもあります。
②発達障害の子ども、どこに預けたらいいの?決める際のポイント
発達障害の子どもを預ける際のポイントで特に近年沢山施設が出来ている児童発達支援事業所に預ける場合のポイントを整理していきます。
児童発達支援事業所はそれぞれ特色のある療育や遊具がある、特色のある支援者や専門職の方が働いている等、それぞれに魅力的な要素があります。
加えて、送迎の有無、ペアトレを定期的に実施してくれるのかもそれぞれの施設の特色です。
預けるかどうか見極めることとして、施設長や働いている方の考え方やどんなことをしてくれるのかあらかじめ施設に問い合わせて吟味すると良いと思います。
(どの施設がよいかはお子様、保護者様の状況により異なる可能性があるからです。)
弊社でも無料相談等を行っています。
何か気になるところがありましたら、ご相談だけでもお気軽にご連絡ください。
③まとめ
いかがでしたか?
今回は発達障害の子どもを預ける施設の一例として4つ紹介しました。
いかがでしたか?
お母さま、お父さまが独りきり、家族だけで悩まず、もし「育児が疲れたな」と感じたら、第三者を頼ってください。
お母さま、お父さまが、疲れた時に少しでも休むことで、お子様との育児を楽しみ、お子様が笑顔でいられる環境を提供できます。
加えて、いつもと違う環境に挑戦してみることで、お子様自身も様々な刺激をうけ成長できる可能性があり、お子様と関わった支援者たちの保護者様への報告を通してお子様の良さや頑張っている部分に改めて気づけるチャンスかもしれません。
お母さま、お父さまが独りきりで悩まずお子様も、ご家族も元気でいられるように私たちも微力ながらお手伝いできればと思っています。
何か些細なことでも困ったことがありましたら、ご相談だけでもお気軽にご連絡ください。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
発達が気になるお子様を安心して預けられる場所3つご紹介
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22/10/05 08:57