ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は、個別療育でどんなことをしているのか記事にしていきます。
私たちブロッサムジュニア流山教室では、お子様の状況や保護者様のニーズに合わせて個別療育を原則、毎日20分お子様のペースや気持ちを大切に行っています。
今回は、個別療育の中で、①落ち着いて言葉を伝える、②気持ちの切り替えを行う、③微細動作を行うの3つをテーマに療育しているお子様の様子を簡単にブログにして紹介します。
①落ち着いた環境の中でやり取りを覚える。
落ち着いた環境の中で、言葉でのやり取りを獲得します。例えば、お子様一人では開けずらい固いけど、お子様が好きそうな粘土が入った袋や、お子様が興味を持ってくれそうなシール。それをあえて、お子様が支援者に頼む環境を作ることで、言葉でのやり取りの成功体験を得られるように環境設定します。具体的には、お子様が開けたくても開けられないような様子になったときに、支援者から「『あけーて』って言って大丈夫だからね」など、その場でいうべき要求語を教えていくことで言葉にお子様がしやすいように支援していきます。かつ、要求語が言えればお子様にとってお子様を即時に褒めた上で、お子様が望んだことを支援者がすることで(粘土の袋を開けてあげ、お子様が粘土で遊べる、シールを開けてもらえるなど)、言葉にすることは便利なことだとお子様に思ってもらえ、お子様が言葉にしてみようと思えるきっかけになるかもしれません。
②気持ちの切り替えを行う。
やりたい気持ち、自分の思った気持ちと違うことが起こると不安になるお子様もいると思います。お子様の気持ちに寄り添いながら気持ちの落としどころを見つける練習も個別療育で行うことができます。
気持ちを切り替える際、ABA療育の中では、おしまいと言われたときにおしまいにできるための前段階として、カウントダウンで切り替えられることであったり、タイマーを使ってタイマーが鳴ったらおしまいにできるなどの前段階が通過できるように少しずつ成功体験を積んでいきます。その成功体験もお子様一人一人の認知特性に合わせて療育を行っていきます。
現在通っているお子様に視覚優位のお子様がいて、気持ちの切り替え、時間の切り替えを目標に活動しています。時計をみせながら、事前に何時で終わることを伝え、視覚的に提示しながら支援を行っています。
③好きな遊びを通して微細動作を行う。
好きな遊びを通して微細動作を行っています。好きなキャラクターを使ったシールはり、大好きなスライム粘土を使った微細動作などお子様の興味関心に最大限合わせながら療育を行っています。
現在個別療育をスタートしt1か月程度ですが、20分着席し、集中して課題に取り組むことが出来てきて、言葉での要求も増えてきています。
お子様のできた!を増やしながら支援していけたらと思っています。
「できた!」の積み重ねを通しての変化|個別療育レポート②
教室の毎日
22/10/12 16:06