ブロッサムジュニア流山教室です。
今回はハサミの療育意図についてご紹介します。
ハサミは保育園や幼稚園でも使われることがあり、保護者様の中にも「ハサミをやってほしい」と考えている保護者様もいらっしゃるかもしれません。
その一方でハサミが怖くて危ないと思い、お子様がハサミの課題をやるのが怖いと考えている保護者様もいらっしゃるかもしれません。
私たちの事業所でもお子様の状況に合わせてお子様に支援を行っています。
具体的にはお子様の発達段階や保護者様のニーズに合わせてハサミ課題を取り入れています。
今回はハサミの療育意図についてご紹介します。
①ハサミ課題の療育意図について
ハサミ課題には以下の様な療育意図があります。
⑴目と手の協応
「目で見て手を使うこと」を「目と手の協応」と言います。
目で見たものを脳に信号を送り、脳で判断し、手を動かすような一連の流れの動作を目と手の協応と言います。
例えば、板書をする際にも、目で書くべきものを見て、脳に伝え、手でうつせるようにするのような一連の流れは目と手の協応です。
※弊社でも実際にお子様のニーズに合わせてハサミを使った療育も行っています。
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⑵微細動作
指先を使った細かい動作もはさみでは行っています。加えてハサミでは、指(親指、人差し指)を力を使って切る動作が必要となります。
⑶右手を使いながら左手を使う動作
右手を使いながら、左手で紙を支え、ハサミで指を切らないように調節するような2つの動作を同時に行うこともハサミを使った動作でも行えます。
⑷危険なものを扱う経験
ハサミは1歩間違えば人をケガさせたり、自分を傷つけてしまう可能性があります。そのハサミを使うことで、危険なものを扱う経験になります。
⑸ルールがある道具を使う経験
ハサミは、「立ち歩かず体を止めてから使う」、「人にハサミを渡す時は刃を自分の方に向けて渡す」など安全に使う為にルールがあります。ルールにのっとって作業する経験の1つになります。
いかがでしたか?ハサミにはこれらの様な療育意図があります。
②まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ハサミの動作ではお子様の安全を第一にハサミの使い方について学習していきます。
もし気になる方おられましたらいつでもご連絡ください。
ハサミの療育意図5つについてお伝えします。
その他
22/11/26 14:10