ブロッサムジュニア流山教室です。
今日は「お風呂に入れない子に対する支援」についてご紹介します。
お風呂に入りたがらない子や水を怖がる子はお子様によってはいるのかもしれず、それにより保護者様も毎日四苦八苦しているかもしれませn。
お風呂に入らない子の中には、発達が気になるお子様もいるかもしれません。
今回はお風呂に入らない子の要因と支援の一例についてご紹介します。
①お風呂に入らない子の要因の一部の3つをご紹介します。
では早速なぜお風呂に入れないのかご紹介していきます。
⑴感覚過敏や感覚特性により、お風呂の空間が不安
1つに感覚過敏が考えられるからです。感覚過敏とは、「特定の感覚刺激に対して苦 痛を感じたり,過度に否定的な反応を示し,そのような 感覚刺激をしばしば回避したり,過度に警戒したりする ことである」と研究論文でも報告されています。
参考:高橋智・増渕美穂:アスペルガー症候群・高機能自閉症における「感覚過敏・鈍麻」の実態と支援に関する研究:本人へのニーズ調査から,東京学芸大学紀要,総合教育科学系,59,287-310,2008.
感覚過敏の中でも、嗅覚過敏と呼ばれ「特定のにおいの物を嫌うような感覚特性」があります。例えば、お風呂のシャンプーやリンスのにおいが嫌いで中々入れない可能性があります。
それ以外にも、暑さや寒さに過敏なお子様もいるため、お風呂のあったかい温度や冷たい温度がお子様にとって不安になるのかもしれません。お子様の様子をよく見て、においがするシャンプーやリンスであれば無香料のものを、暑さや寒さに関しては様子を見て温度を変更するとよいと思います。
⑵切り替えが苦手なため。
お風呂に行くまでに何か活動をしている際に、切り替えが苦手なお子様であれば、お風呂を促しても、活動が終われず切り替えが難しいお子様もいるかもしれません。その為、お子様の自分のタイミングでないところでお風呂を促され、お風呂が「行きたくない場所」となる可能性があります。お風呂がそもそも楽しい場所だと思えないとお子様はお風呂にいけない可能性があります。その為、お風呂に楽しい活動例えば、氷漬けしたおもちゃを溶かす遊びやお風呂の泡を使って壁にお絵描きする遊びなどを提案してみてお子様の興味をひけるようにお風呂に誘うとよいかもしれません。
⑶服の着替えがめんどくさい、できない。
服の着脱が出来ないため、そもそもお風呂に入る気が起きない可能性もあります。特にお風呂に入る前に服を脱ぐ必要があるので、服を脱ぐという部分で苦手意識があるとなかなかお風呂に気持ちが向かない可能性があります。その為、お洋服の着替えは保護者様がある程度お子様の発達段階に合わせて手伝ってあげながらお子様の苦手を軽くするとよいかもしれません。加えて、療育などを通して少しずつ服の着脱が出来る様に支援するとよいと思います。
②まとめ
いかがでしたか?
今回はお風呂に入りたがらないお子様の支援の一例についてご紹介しました。
弊社では無料体験相談会も実施しています。
お子様との日々の生活で何かお悩みのことがありましたらいつでもお気軽にご連絡ください。
お風呂に入れない子の要因と入る為のサポート方法
療育マメ知識
22/11/28 10:06