ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は簡単に、脳科学と療育についてご紹介します。
各脳部位によって、運動面、言語面、認知面など脳機能をつかさどる部分は異なります。
脳を意識して療育をしていくことでより効果的に療育が行える可能性があります。
今回は脳科学と療育についてご紹介します。
①脳部位について
まずは脳部位についてご紹介します。
⑴前頭葉…前頭葉とは脳の前の方にある部位のことを言います。大脳の一部です。前頭葉では、言語野や運動をつかさどる機能があります。特に言語野ではブローカー中枢と呼ばれ、発語することに関連する脳部位が存在します。前頭葉を刺激していくことで、運動部分や言語野が刺激され発語に繋がる可能性もあります。
⑵前頂葉…感覚統合(複数の感覚を統合する機能)や数字を処理する部分でもあります。何か痛いものに触り、痛いと感じるなど複数の感覚をまとめ上げる機能があります。書字や数字などとも関連している部位です。
⑶側頭葉…聴覚的な情報を処理したり、理解する機能があります。特に人から聞いた言葉を理解し足りする際にも側頭葉が関連します。
⑷後頭葉…眼球運動や人の顔を覚えるような機能をつかさどっています。
⑸小脳…平衡感覚や運動機能をつかさどる脳部位です。脳の全体の10パーセント程度の面積があります。(大脳に比べれば小さいです。)
いかがでしたか?簡単に脳部位をご紹介させていただきました。脳部位によってそれぞれ機能が異なっていて、それぞれが連合して人は活動しています。
加えて、脳のシナプス伝達によって情報が送られています。その為、お子様の脳部位によって得意苦手がある場合、お子様の得意な活動をつかさどる機能がある部位の部分からのシナプス伝達が、他の脳部位に伝達する際に上手に行えない可能性があります。
その為、脳全体を刺激していけるように療育していく必要があります。
②私たちのできる療育について
私たちが行っている療育は個別療育と集団療育を行っています。
個別療育では、お子様の得意なこと、好きなことと、お子様に今後出来る様になってほしい課題を組み合わせながら療育を行っています。
その為、個別療育では局所的に脳に刺激を送りながら療育を行っています。
加えて、私たちは感覚統合療育の考え方も用いながら以下も意識して療育を行っています。
https://h-navi.jp/support_facility/facilities/161615/blogs/296033
お子様の主体性を大切に成功体験に繋がるように療育を行っています。
その上で、集団療育を通してお子様の脳全体にアプローチをし、脳の発達を促していきます。
脳科学と療育|脳部位と機能について簡単にお伝えします。①
その他
22/11/29 17:47