ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は「ブロック模倣」について、「模倣」についてご紹介します。
模倣とは、真似をすることをいい、何らかの行為をする人やもの、対象を真似する側がよく見たり、聞いたりすることを通して真似をします。
新しい技術を覚えるときに、真似を通して行為を覚えていき、できることを増やしていきます。できる行為を増やしていくために必要なのがこの「模倣」と呼ばれる力です。
今回は教材を参考にブロック模倣について、どのように使っているのかご紹介します。
①ブロック模倣とは?
ブロックの完成図を見て模倣してみるような1つの模倣課題です。
今回のブログ画像でのせたのはブロック模倣の一例で、手作りの教材にしています。
これらは個別療育の中で以下の様な課題として使われています。
例えば、小さい家を子どもの目の前で作って「一緒にして」と家をつくってもらうような課題です。
この課題を実施するときは、高い低いや位置関係(上下)や色概念が分かっていると真似がしやすいかもしれません。
簡単に図が書いてあるので良ければご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/maki11632-koga/archives/1030365788.html
単純にブロックを使って自由に遊ぶ(ブロックでお家づくりをする、お庭をつくる、車をつくるなど)ことで、指先を刺激し微細動作を行う経験となり、力のコントロールを学べる可能性もあります。
また、ブロック遊びを通して、高い・低いの概念や(高く組み合わせたブロックが、1個のせたブロックに比べ高くなる可能性があります。)、長い・短いの概念が学べる可能性があります。
②まとめ
いかがでしたか?今回はかなり専門的な内容をお伝えしました。
真似を通して、できることを増やしていくために様々な教材をご準備してお待ちしています。
興味のある方はぜひ見学からでも来ていただけましたら幸いです。
ブロック模倣とブロック遊びを通して育まれる力
療育マメ知識
22/12/12 09:28