こんにちは。ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は、個別療育ではどんなことをしているかご紹介していきます。
私たちブロッサムジュニア流山教室では、お子様の状況や保護者様のニーズに合わせて個別療育を行っています。
今回は、個別療育の中で、パソコンやタイピングを使った療育や、お手伝いを通してお子様の自己肯定感を育てていく様な目的で行っている療育についてご紹介します。
①お手伝いの為に、様々な作成物を一緒につくる。
現在ブロッサムジュニア流山教室では、ハロウィンのイベントに向けて、装飾やイベント企画を放課後等デイサービスに通ってくれているお子様と考えています。
お子様と一緒にイベントに来てくれるお子様をイメージしながら、工作をつくることで、
・他者の気持ちや背景を想像する経験
・微細動作を行う経験
・様々な素材(ふわふわした綿、じゅるじゅるしたスライム、きらきらしたラメ)を使うことで自分の好みの感触を探す経験
などが行えます。
また工作をしながら、会話をすることもあり、コミュニケーションを丁寧に1対1で個別のお部屋で落ち着いた空間でお話する時間にもなります。
②パソコンで制作物をつくることで、パソコンスキルを向上させる。
ハロウィンの企画を通して、パソコンで一緒に工作することを支援員から提案してみました。
普段の自由遊びの中で、彼女自身が学校卒業後に就職したい、パソコンが出来る様になりたいと話してくれました。その為、彼女が現在頑張ってくれている、ハロウィンのイベントとからめながら、一緒に装飾をパソコンでつくるプログラムも実施しました。
パソコンの使い方を支援員とおしゃべりしながらつくったり、見本をみせながら、彼女にアレンジしてもらいながらやってもらいます。
ローマ字が分からない場合も、ローマ字表を一緒に見ながら取り組んでいきます。
③工作やパソコンでの制作物のお手伝いを通して、人の役になった経験をつくる。
パソコン等で制作物をつくってもらいながら、実際に事業所に飾りつけを子どもと一緒に行います。その時、他の職員や他の子どもが「この看板なんだろう?」、「これステキだね!」と言ってくれたことは、彼女に共有していきます。
それを通して、自分が頑張ったことが誰かの為になる経験をつくっていきます。
自分が出来た!嬉しい!という経験が次の挑戦をするときのエネルギーになるかもしれません。私たちはお子様の挑戦を応援できるように、お子様の願いを大切にしながら、できる限りお子様の要求に寄り添いながら、お子様の状況に合わせて提案をし、療育を行っていきます。
お子様が最終的に自立するときに沢山の経験をしたうえで自立できるように、これからも季節のイベント等も考えていきます。
私たちはお子様の行動の背景にあるお子様の願いや思いを大切に、そのうえでどうやってできることを増やし、お子様が生きやすく生きていける様に支援するかという視点も大切に日々お子様に関われればと思っています。
些細な育児の悩みや子育ての悩み、お子様との関わり方など何かお悩みがありましたらご相談いただけましたらうれしいです。
長文読んでいただきありがとうございます!
「できた!」が次の挑戦のきっかけに|個別療育レポート①
教室の毎日
22/10/11 11:58