ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は、個別療育の実際の取り組みの一部をご紹介します。
「言葉がゆっくりなんです…。どう支援したらいいでしょうか?」
とお悩みの保護者様もいらっしゃるかもしれません。
現状のブロッサムジュニア流山教室ではST等の専門的な言語療法ができる支援者はいないのですが、ブロッサムジュニア本部にはSTがいらして、お子様の状態を見てくれています。ただし、現場で直接的にお子様を支援している療育者はSTがないケースが多いので、直接的な言語療法というよりも、お子様と遊びや関わりの中でお子様が「話したい」と思えるように気持ちに寄り添う支援がメインとなります。
それでも、お子様にできることは精一杯やらせていただいています。
そんな私たちが、実際に個別療育ではどのように支援させていただいているのかご紹介します。
①一緒にお子様と目線を合わせて言葉かけをしていく。
お子様の発達段階に寄りますが、お子様と目線を合わせて、お子様のしている行動や音を一緒に真似てみたり、声掛けすることでお子様に音刺激が入るようにサポートしていきます。
お子様の音刺激を的確なタイミングや音の高さで行っていくことで、お子様が「音や言葉を聞いてみよう」と思えるかもしれません。
お子様の状況に合わせて遊びの中で楽しく音遊びを行い遊びの中で声掛けをしていくことで、発語や発声する楽しさをお子様が気づくきっかけになるかもしれません。
②お子様の真似っこを支援者がしてみることを通して、真似することは楽しいことだと気づいてもらう。
お子様の行動を支援者が真似していくことで、お子様は真似される楽しさや、不思議さに気づき、徐々に支援者の行動を真似するケースもあります。
(これらは詳しくは逆模倣について説明する記事に詳しく掲載されています。良ければ参考にしてください。
ブロッサムジュニア 流山教室<空きあり>児童発達支援事業所/流山市のブログ[関係性を深めていくことで、自発的な発語やサインを増やす。]【LITALICO発達ナビ】 (h-navi.jp)
お子様が真似ができることで、お子様の行動やできることの幅が増えていく可能性があります。新しいことをお子様が習得していく際に、真似できることで人のやり方を取り組みできることが増えていく可能性があります。発語を練習する際にも真似を通してできる子もいるので、その準備段階となる可能性があります。
③遊びの中で発語して良かったという経験をつくる。
お子様が何かを取ってほしいときや、何かをしてほしいとき、サインだけでなく、要求語(最初は小さい発声や口の形が出来ている等でも大丈夫です。)を添えてお子様に言ってもらうことで、お子様が発語した為、何か自分にとって好ましいことをしてもらえたという経験をつくることができます。
(これらは詳しくは、PRT療育の中で詳しく説明されています。よければ参考にしてください。)
ブロッサムジュニア 流山教室<空きあり>児童発達支援事業所/流山市のブログ[発語の支援の一例|遊びの自然なやり取りを大切にします。]【LITALICO発達ナビ】 (h-navi.jp)
いかがでしたか?それ以外にもお子様が言葉が出やすい場面をしっかり見て、お子様が出やすい場面への環境設定のお手伝いを保護者様や学校や保育園や幼稚園と連携して行うことも可能です。
加えて、言葉が出やすいようなお口の体操や遊びの中で、発語が明瞭になれるように小さい練習を個別療育の中で取り入れることも可能です。
お子様の状況や保護者様のニーズに合わせて支援できるので何かありましたらいつでもご連絡ください。
楽しい遊びの中で「伝えたい気持ち」を育む|個別療育レポート④
その他
22/10/27 09:30