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ブロッサムジュニア 流山教室のブログ一覧

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合理的配慮について

その他
こんにちは。ブロッサムジュニア流山教室です。

今回は「合理的配慮」についてお伝えします。

「合理的配慮」とは、「障害のある子どもが、他の子どもと同じように学ぶことができるよう 「一人一人の実態に応じて、個別に提供されるもの」のことを言います。

発達障害や知的障害の様な脳の違いや体の不自由さにより、障害者が社会生活を送る上で、生きにくさや困難を抱える可能性があります。

2013年に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)が成立し、合理的配慮の提供について徐々に広がりはじめています。

私たちが今のお子様や将来のお子様にできる支援としてどのようなものが考えられるでしょうか?

今回は合理的配慮について、合理的配慮の際に私たちができることについてご紹介します。

①合理的配慮とは?

では早速合理的配慮についてご説明します。

合理的配慮とは、「障害者から社会的障壁の除去を必要とする旨の意思表示があった場合、その実施に伴う負担が加重でないときに行ってもらえる可能性のある配慮」と考えられています。合理的配慮については、2013年6月から、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)で合理的配慮について徐々に障害のある方(子どもを含む)に提供され始めています。
ここで明記される「障害者」とは、障害者手帳のような手帳の所持者に限られず、身体障害のある人、知的障害のある人、精神障害のある人(発達障害や高次脳機能障害のある人も含まれます)、その他の心や体のはたらきに障害(難病に起因する障害も含まれます)がある人で、障害や社会の中にあるバリアによって、日常生活や社会生活に相当な制限を受けている人すべてが対象です。(障害児も含まれます。)
参考:障害者差別解消法 | 障害者の差別解消に向けた理解促進ポータルサイト (shougaisha-sabetukaishou.go.jp)


合理的配慮のポイントの要点の1つとして、「合理的配慮」の決定・提供に当たっては,学校の設置者及び学校の設備や状況に応じて、設置側の過度な負担にならないように建設的に合理的配慮の申請者と学校側とで話し合い、建設的な対話を行います。加えて、学校内で協議を重ね、お子様の発達の経過によっては合理的配慮の中身や合理的配慮の程度を変えていく可能性もあります。
参考:宮城県総合教育センターH30年度研究成果物(特別支援教育研究グループ) (pref.miyagi.jp)


具体的には、「合理的配慮事例集~小中学校の通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある児童生徒の事例を中心に~」のサイトにどのような支援ができるのか例が掲載されています。通われている学校の先生の人数や財政的な問題や、お子様の状況により、これらの合理的配慮が絶対に受けられる保証はないのですが、1つの例として参考になるかもしれません。

参考:合理的配慮事例集~小中学校の通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある児童生徒の事例を中心に~/千葉県 (chiba.lg.jp)


②私たちができるお子様への合理的配慮の一例について

私たちは行う合理的配慮として、日々の療育の中でお子様に合わせた支援を行っていくことに加えて、お子様の発達段階や保護者様の願いに合わせて、見通しをもった支援を行っています。私たちの施設に通う場合、「個別支援計画」と呼ばれる支援計画を作成します。

その中で、お子様のライフサイクルに合わせて、この段階ではこんなことを出来る様になってほしいと考えながらお子様に合わせた支援を考えます。

その中で、お子様にあう支援を見つけ保護者様に共有することができます。

例えば、もともと保護者様のニーズでお子様の書字が気になると教えてくれ、通所となったお子様に対する合理的配慮です。個別療育の中で、書字が難しいと感じるお子様も、タブレットによる指文字であれば文字を綺麗にかけ、お子様自身も楽しそうに取り組んでくれるケースがありました。

もしかしたら、鉛筆などの道具を使うことで、手先を調整して文字を書くことが難しいケースや、指で鉛筆をつまんで操作することに困り感があるケースもあるかもしれません。
その為、個別療育の中では、指先の巧緻性を高めお子様の可能性を広げていけるような支援も行います。
その上で、現状文字が書きにくい部分があり、お子様が学校で困っているのであれば
学校と協議の上、以下の様な合理的配慮が受けられる可能性があります。

・(特別支援学校、特別支援学級の場合)学習の内容理解の為に書字させるのであれば、書字内容を全問回答ではなく、選択式にしてもらう等書く文字量を調節する。
・鉛筆等を操作することが難しい場合、指定の鉛筆に補助具等を付けて、書字をさせてもらえるように交渉する。持ち方君などの補助具を使用する。
参考:No3-手先が不器用な方への支援-~筆記具・文房具編~.pdf (schoolcms.net)

私たちができることとして、個別療育や集団療育の中でお子様の目線に合わせてどんなことが出来て、どんなことで困っているのか一緒に考え、どうしたら力になれるか考えることです。もし療育の中での成功事例があれば、具体的に保護者様にお伝えし、広げていくような支援もできる限りサポートさせて頂けたらと思っています。
そのうえで、私たちでも何かお力になれそうなことがあれば日々の療育の様子や保護者様のやり取りの中で、一緒に考えていけたら嬉しいです。

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