こんにちは。ブロッサムジュニア流山教室です。
今回は、実際に私たちの事業所で行っているSSTプログラムを説明していきます。
SSTとは「人が社会生活や人間関係を営んでいく上で必要とされる技能のことをいい、発達障碍者支援として、①人間関係の構築や維持、②時間管理や身辺自立の管理、③自尊心や情緒の安定について、④就労、自立、社会的資源について、⑤余暇スキルの5つを含め、お子様の社会生活を営む上で必要とされる技能のこと」です。
人が社会の中で生きていきやすくなるために、必要な社会生活技能訓練のことを言います。
今回は実際にSSTとしてどんなことをしているのか考えていきます。
①モデリングでは、プリント課題や集団療育の中でお子様と一緒に考えていく。
モデリングによる好ましい行動の教え方については、以下の様な形で実際に行えます。
・集団療育の中で、簡単なルールのある遊びを行います。その中で、一通りルールを説明した後に、間違ったことをしているスタッフをみせて「〇〇はしてもいい?」とルールの確認を行います。言葉で伝えたルールと比べて、あっているか?間違っているか比べながら、正しい行動と違う行動について考えることができます。
・個別療育の中でのプリント学習で、その場にそぐわない行動をみせて、どこが間違っているか考えさせることで、その場にあった行動とその場にそぐわない行動を知ることができます。
②ロールプレイング
ロールプレイイングについては、特定のお子様が苦手とする場面を一緒に考えて、練習してみることが考えられます。
例えば、「自分の気持ちをいうことが苦手なお子様」と個別療育の中で、一緒にどうやって自分の気持ちを伝えるか文章にして考えてみる。
視覚的に整理された方が良いお子様に対しては、表やいう順番などを実際に書いてみて目で見てわかるように整理し、お子様と練習することもできます。
加えて、お買い物に関しては、ブロッサムジュニア流山教室では、駄菓子屋のような、お買い物体験ができるツールもあります。
放課後デイサービスのお子様を中心に、1日100円分のお金の模型をもって、100円でかえるようにお菓子を選んでいます。個のやり取りの中で、実際に買い物のときにどのように相手に伝えたらいいのか?どのようにお金のやり取りをするのか勉強できます。
③PA(プロジェクトアドベンチャー)
定期的な季節のイベントを一緒に子どもと行っていくことでお子様同士が協力したり、職員と協力してアイデアだしをする練習をしました。
今後もお子様の状況と事業所の状況に合わせて行っていけたらと思っています。
いかがでしたか?
このような形でお子様に無理のない形でSSTを取り入れながら支援を行っています。
興味がありましたら、利用に関わらず体験等もできますのでお気軽にご連絡ください。
実際に行っているSSTプログラム
その他
22/10/28 12:37