こんにちは!LITALICOジュニア此花教室です。
梅雨入りし、雨続きでなかなか洗濯物が乾かない日々ですね。
そんな中、嬉しそうに長靴でご来所されるお子さまを見て、「雨もいいなぁ」そう思うこの頃です。
さて、今日はLITALICOの支援で大切にしている『個と環境へのアプローチ』についてのお話です。
『個と環境』の『個』はお子さま自身、『環境』はお子さまの生活環境全般(ご家庭・保育園・遊び場等)を指し、
子どもの生きづらさや困りごとは、『個』と『環境』の相互作用で生まれていると、LITALICOは考えます。
分かりやすい例で考えてみましょう。
例えば【教室の後ろの席に座っているお子さまが、視力が悪くて黒板の字が読めない】困りがあったとします。
それで勉強が分からなくなった場合、何に要因があると言えるでしょう。
1つは、お子さまの身体的特性“視力が悪い”こと。
そこには「眼鏡」というアプローチができます。それが、『個』へのアプローチ。
2つめは、席が黒板から遠いという環境。
そこには「席を前にする」というアプローチができます。それが、『環境』へのアプローチ。
大事なことは双方に働きかける事。
その2つを整えること(例では、眼鏡をかけて席を前にすること)で、困りは解消することも多いです。
私たちはその方法を「手立て」と呼びます。
指導の中でも、
「お子様の好きな○○を使ってみよう」
「見通し表があると安心できるかな」
「お部屋が狭い方が集中できそうだな」等々、
どんなふうに工夫したらお子さまの『できた!』に繋がるか、手立てを試行する日々です。
LITALICOジュニア此花教室では、ご家族の皆様共に、お子さまの成長を応援しています。
生活の中で困っている事、手立てを模索していること等ございましたら、
小さい事でもお気軽にご相談してくださいね!
個と環境へのアプローチ
教室の毎日
23/06/14 13:48