こんにちは。
LITALICOジュニア此花教室です。
今回はお子さまの支援の元となる、『個別支援計画』についてご紹介します。
児童発達支援サービスでは、お子さま1人1人に『個別支援計画』という、支援の指標となる計画表を作成します。
個別支援計画では日々のお子さまの様子や、保護者さまからのヒアリングやアセスメントに基づいて、お子さまの1年後・半年後の目標を立てていきます。
そして目標のステップを3つに分け、1つずつ丁寧にアプローチしていくことで着実にスキルを獲得していけるよう、支援をしていきます。
本日は個別支援計画の例をいくつか紹介します!
【例1】
1年後の目標:困ったことや思い通りにいかないことがあった時に、周囲の人に状況や気持ちを伝えながら解決する
半年後の目標:園などで困ったことがあったら、周囲の大人に言う
目標に対するステップ:
①困った時に「手伝って」等の援助要求を大人に伝える
②困った時に、質問に答えながら状況を大人に伝える
③困った時に、他者の注意を引いて自身の要望を伝える
【例2】
1年後の目標:数(個数)の理解を深め、活動を通して手先の細かい操作ができるようになる
半年後の目標:ハサミで四角や丸などの簡単な形を切り抜く(左手で紙を操作できる)
目標に対するステップ:
①連続してハサミを開閉する
②四角や三角等の形を切る
③曲線を切る
これらのステップを①から順に継続的に実施し、状況に合わせてに修正しながら1つずつクリアしていくことで、お子さま自身の困りや、ご家庭での困りごとの解消・生活のしやすさを目指していきます。
個別支援計画のことで気になる点などございましたら、是非教室のスタッフにご相談下さい!
個別支援計画について
教室の毎日
24/11/30 13:44