今週の中高生向けSSTは、前回に引き続き、「表現する言葉を増やそう」です。今回は、「いやだと思う言葉」です。場面場面の設定で、「いやだ」「やばい」という言葉を除いて、表現してもらい、一人ひとりどう記入したかを発言してもらいました。中には、「怒り」に近い気持ちをいだくであろう設問もあり、<どう表現するかな?>と思っていましたが、<いやだ>と思う気持ちをそれぞれに回答できました。「動揺する」「不安になる」「悲しい」「ひどい」と子供たちは、<責める>言葉を使いませんでした。優しさに、感動しました。
設問で、「?」と筆の止まっている子は、発言された言葉を参考に記入することができていました。中高生のSSTは、発言したり、聞いたり、ディスカッションしたりすることによって、自分の意見やその理由をを述べられること、自分以外の人がどう考えているかを知ることが目的です。その上で、社会におけるルールなどを学んでもらえたらと進めさせていただいています。次回は、<気持ちのグラデーション>を作ります。
4月17日✨中高生SST
教室の毎日
23/04/18 11:02