こんにちは。
作業療法士のこうたです。
当事業所では、年齢幅が広く学校も特別支援学校や通常学校の通常学級、支援級と色んな子供たちが通ってきてくれています。
もともと集団が苦手な子も多く、集団療育も工夫をしながら行っています。
また、本人たちの良い部分を引き出していく中で自由活動の時間をとても大切にしています。
お友達付き合いが苦手な子は、特に粘土やレゴなどの指先を使った活動を好んでいるようです。指先を使った活動は一人の世界に入りやすく、素敵な作品を作ってくれます。想像力が豊かで感心してしまうほどです。
しかし、そういう指先を使った活動はやめにくさがあり、帰りの送迎に遅れてしまったり、お友達からの「貸して」の一言に答えられなかったり、トラブルにもつながることが多いです。
その中で支援者として大事にしていることは
他者と関われる時間のバランスです。
特に前庭覚や固有受容覚を使った活動から少しずつ共感や共有を体験できるように支援しています。
適度な自己表現の時間や他児との相互コミュニケーションの中で集団行動ができるように関わっています。
指先を使った活動
教室の毎日
24/10/28 12:32