こんにちは。
作業療法士のこうたです。
昨日の集団療育ではパネルシアターでなぞなぞクイズを行いました。
公園に行きたいお友達、一人で活動に夢中になるお友達がたくさんいて参加率がとても低かったです。
毎年4月はメンバーが変わり、中々みんなで同じことをすることが難しいです。支援員から誘って行える活動も少ない印象です。また、新学期が始まったことで学校で精いっぱい頑張り、疲れているお友達がほとんどです。疲れているとイライラしていたり、じっと座っていられなかったり、言い争いが勃発したり色んなことが起きやすいです。さらには、趣味や興味が合わずお友達と共有しあえず遊べなくなってしまうお友達もいます。
当事業所では、そう言う時には強制して参加させることよりも本人たちがしたいことができるようにサポートしています。また、したいことが見つかるように手助けをできるようにしています。
私が子供のころは、他の人と違うことをするだけでたくさん怒られる、そんな時代でした。しかし、今私の職場ではそれを尊重できる、それがとてもうれしく思っています。
私の好きなセラピストが言っていました。
「古い概念(ここではみんなと同じことをしなければいけないと私が思っていたこと)に固執し、新しい視点や価値を認めない姿勢は人間の知性を十分に生かしけれているとは言えない。」
これからGW明けくらいまででみんなのことを知り、それぞれが楽しいと感じれる集団療育を作り上げ、参加率があげられるようにみんなで思考できたらと考えています。
集団療育の参加率
教室の毎日
25/04/23 14:05
