こんにちは。
作業療法士のこうたです。

昨日、オセロを一緒に行いました。

私が認識している「オセロ」は黒チームと白チームに分かれ、自分の色で相手の色を挟んで自分の色に変えながら自分の色を相手の色より多くするゲームです。

やってることは簡単でも説明するのって難しいと今感じました。🙌

それと同じように子供たちに教えるのも難しく感じています。
特に当事業所を利用しているお友達はオセロをやったことがない子が多いです。また、やったことがあっても「勝ちたい」気持ちが強くズルをしてしまう子も多いです。👀

作業療法の観点（今回は認知機能といった脳科学）から
どんなところで躓いているのかを一緒に活動をする中で読み取ってあげれるように努力しています。

たとえば、
・白と黒の認識は出来ているのか（自分の色を覚えいられるか）
・縦横斜めから挟むことが出来るのか（縦軸横軸のみの認識になってしまっていないか）
・自分が置いた場所を覚えていられるか（ひっくり返しているうちに違う場所までも挟んでいる認識になっていないか）

その子その子によって躓く場所は違いますが、
意外と初歩的な部分が上手くいかないことが多いです。
そのため、どのようにフォローすれば楽しくできるかが私たちの仕事であり、やりがいにつながっていくところかと思います。
また「一つのゲームができるようになること」＝認知機能が向上してる（記憶面なのか識別能力なのか空間認識能力なのか）ということなのだとも思います。

色んな視点から「楽しい」と感じてもらう中で少しでも成長の役に立てればと思います。☺️