こんにちは☺フォレストキッズ熱田教室の公認心理士、中垣内(なかがいと)です❕

さっそくですが、保護者の皆さまは、お子さまを褒めるときに難しいと感じたり、困ったりしたことはありませんか？

私がこれまで保護者さまから受けた相談のなかで、“うまく褒められない”という悩みは非常に多いです。

そこで、今回は褒め方のコツ、縦の比較と横の比較についてお伝えできればと思います。

まずみなさまは、この縦の比較と横の比較という言葉をご存じでしょうか。

まず、横の比較による褒め方とは、子どもを他の子どもと比べて褒めることです。
例えば「〇〇くんに比べて、よくできてたね」というような褒め方になります。

子どもからすると褒められることに変わりはないので“うれしい”気持ちにもなりますが、人と比べて劣っていることがあると褒められなくなります。また、この褒め方を続けると“人と比べて自分の価値をはかる”癖がついてしまい、自尊感情が結果的に下がりやすくなると思われます。

そのため、私がオススメするのは次の縦の比較による褒め方になります。
褒め方の例としては、「昨日のあなたより、大きな声で挨拶できたね」など、過去の自分と比べて、子どもを褒めることです。

この褒め方の方法のメリットは、比較対象が自分であるため、子どもの成長に合わせて、ずっと褒めることができるところです☺✨

褒め方一つでお子さまの反応は違うと思いますので、保護者の皆さまも、ぜひご家庭で試してみてくださいね。