こんにちは😄フォレストキッズ熱田教室の公認心理師、中垣内(なかがいと)です。
今回は、教室の心理教材“サリーとアンの課題”を紹介したいと思います。✎
この教材は、人の気持ちの理解を読み取りづらいお子さまにとって大切なものになります😉
サリーとアンの課題とは、サリーがビー玉を箱のなかにいれ部屋から出ていったところで、アンがビー玉を別の箱に入れ替えます。サリーは戻ってきたとき、どこを探すか、というものです。
教室の教材は、これをアレンジ(英名を日本名に変えるなど)して作ってあります✨✨
この課題でポイントとなるのは、サリーの立場に立って物事を捉えることができているか、つまり他者視点の有無となります。
サリーは、アンが別の箱に入れ直した過程を見ていないため、サリー自身が入れた箱を探すというのがこの課題の答えとなります。
しかし、これは他者(サリー)視点を理解しているためわかることであり、4歳未満の子どもはわからないことが多いと言われています👀
このように他者視点を理解していること、相手には相手の気持ち考えがあると理解していることを、心理学では「心の理論」と呼びます💡
この心の理論に関する教材は、今回のサリーとアンの課題以外に、妨害と欺き課題というものもあります❕
また今後、このブログでも紹介させていただきますね🌈
教材紹介~サリーとアンの課題~
教室の毎日
23/06/01 10:26