今回は、『声の大きさをコントロールするプログラム』についてお伝えいたします。
●静かにして欲しい場所で大きな声を出してしまう
●注意した直後は静かにできるけど、すぐにまた声が大きくなってしまう
●みんなの前で発表するときでも小声で、聞き取れない 等々
お子さまの声の大きさに関する悩みを抱かれている方は少なくないと思います。
どうして声の大きさのコントロールは難しいの?
声の大きさに関して『静かにして』『声が大きい』『もっと大きい声で』などと注意することはよくあると思いますが、このような声掛けだと、具体性がないので理解しにくい場合があります。
声は目には見えませんし、小学校低学年くらいまでは、絵に描き表せないような言葉掛けでは理解しにくいとも言われています。
声の大きさをコントロールする練習は、実際に声に出してみるとわかりやすいです。又、声の大きさのイメージをグラフにしたり、声の大きさに名前を付けると理解がしやすいです。
てらぴぁぽけっと尼崎阪急塚口駅前教室ではこのようなグラフを見ながら行います。
クイズ形式で楽しみながら話を展開し、実際に大きい声を出してみたり、大きな声に「ネコの声(数字が好きな子には3の声)」と名前を付けてあげたりすることで、理解を促していきます。
ゾウさん、ネコさん、忍者さんの声のイメージがついたところで、ランダムに指示された声量で「こんにちは」などという練習や、場面カードを見ながら、「病院ではどの大きさの声がいいかな?」などと確認する、話し合うなどして認識を深めていきます。
小集団プログラム【声の大きさ】
教室の毎日
25/02/28 16:14
