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(14件)

自分の行動、態度に気が付けない!友だちとの付き合い

発達でこぼこのあるお子様は特性として、お友だちの顔色を窺ったり、空気を読んだりする事がとても苦手です。また、距離感もわかりにくく、言葉でのコミュニケーション力も高くありません。 お友だちを怒らせてしまうような事を言ってしまったり、嫌な事をしてしまったりとお友だちとの付き合いの中で自分では気が付けなかったりわからなかったりする事があり、お友だちとの関係を上手く作れない発達でこぼこのお子様は、きっと多いと思います。 保育園や幼稚園での生活の中で、乳児期のお友だちとのおもちゃの取り合いなどのトラブルには、言葉での伝え方や、お友だちにしてはいけない事を伝える等繰り返し伝えていく等の対応や手立てを行っていくのですが、幼児のクラスになり、言葉でのやり取りを通した遊びや、身だしなみ等興味や関心の幅が広がる事により問題になる事も変化してきます。 今回は、発達でこぼこの女の子の3歳児~5歳児の間のお友だちとの関わりでのお話をします。 ☆自分で気づかない「よだれ」 当時3歳児の女の子Hちゃん。担任を持った時は、少し言葉が乱暴で不器用なことからかなんでも時間をかけず雑に終わらせてしまう、そんな印象でした。 生活の中で特に気になったのが、「口のゆるみ」でした。いつも口が半開きでよだれが出ている事にも気が付いていないのです。ご飯の食べ方もこぼしがちで口を開けて食べている姿も見られました。その頃は、私もご両親も発達を気にするようなことは特になかったので、あごをしっかり使う食べ物を食べるようにとか、こちらから伝えるようにしようだとかその程度でした。 4歳児では、私は担任から外れていたものの、見かけるたびに「Hちゃん鏡みてごらん!」と言われているのを何度も目にしました。まだその状況は変わっていないのか!?と少し心配になりました。そのころから園でも発達を気にするようになり始めていました。 5歳児の年長になり、再度私が担任を持つことになりました。Hちゃんは、変わらず口元が緩く、よだれが出ていても自分では気が付いていませんでした。 また、よだれの事だけでなく、語彙の獲得も少ないためか、少しでも気に入らないと暴言を吐くといったお友だちとの関わりが目立ちました。仲良くしたいけど、上手く伝えられない事。そして一番の原因は「よだれが汚い」という理由でした。 小学校への就学前の1年でしたので、対処の方法を知らせていかなければと思いました。 クラスでのお友だちとの様子は、よだれが出ても気が付けず、そのままで、更に服装などの身だしなみが整えられないHちゃんは、お友だちからもそのイメージが付き、嫌がられているのを見ていても感じるぐらいでした。このままでは、「いじめ」に繋がるような人間関係をこんな時期から経験させてしまうと不安な気持ちになりました。 年長クラスは行事も多く、友だちと協力して行う活動も多いため、関わる機会を利用して、気持ちの面や言葉でのやり取りをする経験ができたと思います。そのたび、苛立ちで言い合いになったりする事も何度もありました。せっかく手伝おうとしてくれた事も「自分でできるわっ!」と激怒したり・・・ よだれや身だしなみも、相手に「タオルで拭いた方がいいよ」と声をかけられるたび「わかってるわ!」と毎回怒っていました。 友だちがHちゃんの困りごとに理解を向けてくれても、Hちゃん自身がなかなか受け止められない状況にものすごく悩みました。 ☆わからないことを困っている・・・ 乱暴な言い方で、お友だちからの優しさもなかなか素直に受け止められないHちゃんでしたが、衝動的な態度や言動が出てしまい、後になってどうしようと本当は困っていたのです。 どうしようと考えこむ程の理解は難しいので、落ち込む様子はありませんが、『なんでこうなるのかわからない』と困っている事だけはわかりました。 よだれもそうです。自分ではわからないからどうしたらいいのかわからないのだそうです。 でも言われると嫌なんだとも話してくれました。 そこで、「汚れてないかな?」「かわいい顔かな?」ってトイレに行くたびに確認すると曖昧な方法ではなく、習慣としてすることを決めました。すぐに忘れてしまう特性もあったのですが、「お友だちに言われるのが嫌」を回避することでもあるので、気をつけてするようになりました。 ☆得意な事が見つかって それ以外はなかなかいい方法が見つからなかったのですが、発表会の劇の中に取り入れようと提案した『側転』がこんな展開にするとは思っていませんでした。 Hちゃんは「やる」とやったこともなかったのに、男の子に混ざって挑戦したのです。まさかのまさか。Hちゃん誰よりもきれいなフォームでそして背が高くて足が長い子だったので、とても美しい側転をみんなの前で披露したのです。どうやらお家でお父さんとよくやっていたのだそうです。 その瞬間、Hちゃんはクラスのアイドルとなりました。嫌がっていた男の子すら「教えて」と・・・。 これを機に、お友だちへ教えてあげられる事がある自信や友だちとの関わり、そのことで更に気をつけるようになった身だしなみとHちゃんの姿は大きく成長しました。 小学校にあがってからも頻繁にやってきていたHちゃん。理解してもらえる人が周りにいないので、少し苦労している様子でした。しかし、みるみる成長していく姿にこれからも、きっとHちゃんなりに成長できると私は信じています。 ☆お子様にとって必要なものは お子様にとっての困りごとに手立てやサポートをして改善していくことは何より大切な事ですし、今後の成長に必要な事です。しかし、周りの大人が出来る事もあれば、お子様本人が獲得していかなければ超えられない困り事も大きく成長するにつれ、増えていきます。 その時に、私たち周りの大人は、お子様本人が獲得していきやすいいろんな場面や経験、機会を作ってあげる事だと思います。どこにどんなきっかけになるスイッチがあるかわかりません。 それは、目に見えた出来事からかもしれません、味わった心地よさからかもしれませんが、お子様にとっては嬉しい楽しいと思える事であるのは間違いないと思います。 目の前の困り事への手立てを考えるのではなく、困り事が少しでもなくせるような手立てをサポートをする事も大切なのかもしれませんね!

TOTOFULL(トトフル)/自分の行動、態度に気が付けない!友だちとの付き合い
TOTOFULLからのおはなし
23/01/31 16:07 公開

怒らないで!表情や感情を読み取るのが苦手なの!

お話をしていても、「あれ、わかってるのかな?」「伝わってるの?」と感じてしまうような表情を浮かべているお子様・・・ 相手の気持ちや状況を感じとることが難しく、空気が読めないと言われたり、相手を怒らせるような返答をしてしまうことありませんか? 自閉症の特性を持つお子様や発達障害のお子様は、人の表情や感情を読み取るのがとても苦手なのです。 苦手な理由には次のような理由があります。 ☆苦手な理由 ・会話の際に目を合わせられないという特徴がある。 「話をする時、目を合わせると知らない」「どこを見ていいかわからない」「目を合わせるのが怖い」等その場面によって違います。 ・顔全体を見るのが難しく、細かい部分に注目がいってしまう。 動いている口や顔のほくろ等に注目がいってしまい、顔全体を見ることができなくなってしまいます。 ・相手の衣服や周囲の音、背後の様子に注意が向いてしまう。 集中力が弱いこともあり、他の物事や、関係のない好きなアニメなどの事が気になってしまったりします。 ・「顔を見る」「会話をする」2つの事を同時に処理することが難しい。 『コミュニケーションの能力の困難』という大きな特徴もあり、言葉で話すこと、適切な言葉を選んで話すこと自体が難しく、顔を見ながら話すということもとても難しいのです。 ・目から入った情報と耳から入った情報を一致させるのが難しい。 視覚優位という特徴もあり、耳から入った情報よりも目から入った情報を優先して処理してしまいます。相手が言った言葉が耳に入らなかったり、聞いていても目で見た情報を優先してしまうので、相手の言葉に反した行動を取ってしまうこともあります。 ・目に見えない全体の状況の理解が難しい 目では見えない情報の理解や言葉の裏の意味、皮肉等を受け取る、処理することができません。 ・表情の捉え方を独自のルールで決めている。 大きな声は怒っている、目を細めたら悲しい等、「この時はこうだ」と決めている事もあり、相手の表情から感情を読み取ることができない。 ・喜怒哀楽、その他の感情を捉えるのが難しい。 感情に乏しい事や感情への理解が難しい事もあり、これらの感情をそれぞれ捉えたり、感情にも複数の種類があるということを理解するのが困難なことがあります。 ☆どのようにしていけば? 相手の表情を読み取ったり感情を理解するのが難しい理由にはいろいろなものがあります。 相手の表情を読み取るのが難しい理由はお子様によって様々ですが、表情の絵カードを用いたり、周りの大人がいろいろな表情を見せることで理解促したりすることで徐々に表情の理解も深まっていくと思います。 これからお子様が大きくなり、社会に出てたくさんの人と関わる上でも必要なことですので、少しでも経験を繰り返して相手の表情と感情に対する理解を深めてあげ

TOTOFULL(トトフル)/怒らないで!表情や感情を読み取るのが苦手なの!
TOTOFULLからのおはなし
23/01/25 09:54 公開

食べられないのは、わがままじゃない!

お子様の偏食、悩みますよね! お子様の成長の過程には、どんなに努力をしても食べてくれない・・・ そんな時期はもちろんあります。食べないときは、食べないんですよね。 でも、それも保育園や幼稚園で先生やお友だちと食事をしたりするうちに「あれ?」と気が付けばたべられるようになっていくものです。 ですが、その偏食が、単なる好き嫌いじゃないお子様もいるのです!! 限られた食べ物、お菓子しか食べない等極端な偏食だったり・・・ これは感覚過敏やこだわりの強さといった自閉症の特性が要因あることが多いのです。 これを『好き嫌い』『わがまま』と誤った見方をされてしまいます。 自閉症の特徴として、味覚や嗅覚、視覚等の感覚過敏があり、酸味や辛味、苦み等異常に強く感じたり食感や温度にこだわりを持ったりして受け付けないことがあるのです! じゃあ、食べられるものだけしか食べさせられないの?どう向き合ったらいいの!?って思いますよね・・・ この特徴を踏まえた上で、お子様の特性に合った食事を提供していけたらどうでしょうか。 ①色や形の視覚 白色のものしか食べない!→拒否しない色の食べ物をメインにして食べる。 食材の原形がわからないので不安で食べない→調理する過程を見せてみる。 ②温度や硬さなどの食感 カリカリの食感が好き→トースターで硬めに焼く。 ③食べやすい環境(保育園等集団の中か一人でゆったり個別か) 園だと何も食べない!→一人でゆっくりできる空間を作ってみる。 偏食の要因となり得るパターンを見分けると食べられるメニューや食べやすい提供の仕方がわかってくると思います。 また、食事の時間が楽しくなくなってしまっては、食べられるものも食べられなくなってしまいます。 ・苦手なものを食べ終えた後に好きな遊びを用意し、よい見通しを持てるようにする。 ・食べる意欲を引き出すためのコミュニケーション、安心して食べられる人との関係作りをする。 ご自宅では、「あれもダメ」「これもやっぱりダメ・・・」といろいろ試してみるなんて事ができないかもしれません。少しずつでいいのです、無理に食べさせても意味はありません。 食べられる品数が少なくても、食べられることを認め、食べる楽しさを味わうことが何より大切なのです。認め励ましていくうちに少しずつ食べられるものも増えていきます。 お子様にとって将来を生きやすくする為に、お子様の姿に寄り添ってみてあげて下さい。 何が嫌なのかわからない、どう関わっても上手くいかない・・・ 訓練を通して食事に対する関わり方も変わっていくと思いますので、ぜひ一度ご相談ください。

TOTOFULL(トトフル)/食べられないのは、わがままじゃない!
TOTOFULLからのおはなし
23/01/25 09:51 公開

『気持ち』って?理解や表現の難しさ。

人と関わる中で、相手の気持ちを汲み取り、言葉や行動に移します。これって誰かに教えてもらって身に付けてきたものですか?人によって性格も考え方もあるので、対応には違いももちろんありますが、定型発達の方は、成長と共に自然と身に付けてきたのです。子どもたちもそうやって身に付け成長していくのです。 しかし、発達でこぼこお子様は、その『気持ち』というものを理解したり、感じ取ったりすることが苦手です。特性として苦手な事をなくすことはできないので、経験を重ね、感情として感じ取れるようになるわけではありません。 ☆どうしてやめないといけないの? 「どうしてやめないといけないの?」Tくんがこう返してきました。 本人はKくんと楽しく遊んでいるつもりなのですが、行き過ぎてKくんは今にも泣きだしそうです。でも上手に思いを言葉で発することが出来ないKくんは、「やめて」と言えず困っている状況でした。 「Kちゃんの顔見てみて!嫌な顔してるでしょ?楽しくない、困ってるからやめてあげて」 そう伝えたのですが、Tくんはキョトンとした顔でした。 Tくんにしてみれば、楽しいから遊んでいただけ。そしてKくんも何も言っていない・・・ 相手の表情を読み取る、相手の気持ちを汲み取る・・・それが苦手なTくんには理解できる事ではありませんでした。しかし、その当時は、Tくんは手の付けられないぐらいやんちゃでしたが、言葉の遅れ等困り事も少なった為、「ただの乱暴者」として見られていました。 なので、「どうしてわからないの!悲しそうな顔してるでしょ!!」と怒られる事が多かったのです。 言葉、知能の遅れのあるKくんには、いろいろな手立てや支援をする中で、Tくんのこのような繰り返しの中にある苦手な事、困り事には気づいてあげられていませんでした。 ☆出来るだけ早くに! ある成人の男性で、人の気持ちへの理解がない所に引っ掛かりを感じ、「相手の気持ちが理解できない」という事を学んできた時にTくんのことを思い出しました。「自分は何も感じない」「わからない」、自分の気持ちもわかりにくいという中、「なんでわからないの?」「お友だちの気持ちを考えて!」と怒られてモヤモヤとした気持ちでいたのでしょう。 その成人男性もきっとTくんのように、「相手の気持ちが理解できない」ということに気が付かず、理解されないでいたのかもしれません。もう少し早くにその苦手な部分をサポートしていたら・・・と感じました。 ☆気持ちの理解は難しい 人の気持ちを感じたりするのは、誰だって難しい事ですから、自分が感じた感情も理解が難しい発達でこぼこのお子様に理解させるというのは、とても困難な事です。 日ごろの言葉がけ、会話やお話の中での経験や、ストーリーを用いて「こういうときは〇〇なのよ」と起こった出来事と感情を結び付けていき、「相手の気持ち」を学んでいきます。 自分に置き換えて気持ちを考えたり、感情での理解を身に付けることはできません。そういう繰り返しを経て、「きっとこういう時は嫌なんだろうな」「こういう時は〇〇した方がいいんだな」と経験として身に付けていくのです。 ☆人と上手く関わってほしいから・・・ この経験から、少しでも早くにお子様の苦手や困り事に気づき、適切なサポートや支援をしてあげる事が大切だと思います。 人との関わりは、これから成長するつれて大きく広がっていきます。関わりが苦手なお子様も、経験や学びが多ければ、人と関わる中でも上手く活かすことが出来るかもしれません。 人と関わる事で、傷つくこともありますが、楽しめる事、学ぶ事もたくさんあります。苦手なことである「人との関わり」の中に楽しさを感じ、幸福な気持ちを持てる・・・お子様にそんな未来を作ってあげたいですね!

TOTOFULL(トトフル)/『気持ち』って?理解や表現の難しさ。
TOTOFULLからのおはなし
23/01/11 14:38 公開

『表情が読み取れない』気づきにくいお子様の困り事

相手がどう思っているのかを読み取る時、人の表情を見て感じたり読み取ったりしますよね。ですが、発達でこぼこのお子様はそれがとても苦手だと言われています。 「あれ?なんでこんな反応をするの?」と思った事はあったとしても、日常生活をしていて『表情が読み取れない』と気づきにくいと思います。 私自身保育をする中で、『表情が読み取れない』という困り事に、なかなか気づいてあげられずにいた事がありました。 ☆僕だって悲しいよ・・・ 3歳児で受け持ったRくん、身体が他の友だちよりも大きく力の強い子でした。 認識面では少しゆっくりで言葉も少しゆっくり。友だちと関わる事は好きで一緒に遊ぶのも大好きな元気な男の子でしたが、思いが通らないと癇癪を起こしてしまい、気に入らないと手がで手がでてしまうので、友だちからすこし怖がられてしまうところがありました。 なんせ身体が大きくて力が強いので友だち3人を一気に突き飛ばしてしまうぐらいでした・・・ その当時は、まだそこまですぐに発達の相談をという時代ではなかった為、発達面を考え、丁寧に伝え知らせていく事をぐらいしか対応は取れていませんでした。その時によく私が言っていた言葉が、 「お友だちの顔見て!とっても悲しい顔してるでしょ?」 目で見てわかりやすいと思い、友だちが嫌な思いをして悲しんでいる顔や姿を見せることで伝えていこうと思っての言葉でした。 そのたびにぽろぽろと涙を流しているRくん、「僕だって悲しいんだよ・・・」 自分の思いを止められず、衝動的に行動してしまう事に困っているからなのだと思っていました。もちろんそれもRくんの困り事の一つではありましたが、その時は『表情が読み取れない』事には全く気が付いていませんでした。 月日は流れ、5歳児になったRくん。言葉もゆっくりながら思いを言葉にして伝えられるようになり、手が出てしまうトラブルは殆ど起きなくなりました。ただ、発達でこぼこのクラスメートとだけは、毎日のようにつかみ合うぐらいの喧嘩になってしまいます。どちらも言葉で伝えるのは上手ではない上に、どちらも言葉の理解がゆっくりだった為、思いのぶつかりが行動に出てしまうのでした。 就学前という事もあり、保護者の方の同意の上、巡回の先生に発達検査を行ってもらいました。その時に聞かされたことが『人の顔の表情を読み取るのがとても難しい』でした。 そばで検査の様子を見てハッとなりました。絵に描かれた人の絵。「泣いているのはどの子?」で指さした子はにこにこしている女の子でした・・・ 巡回の先生によると、表情の読み取りだけでなく、言葉の理解も出来ていない事が多いので、更に理解が出来ていないのではと指摘されました。 Rくんの「僕だって悲しい」を私は思い違っていたのです。繰り返す私の言葉に、何となく嫌な気持ちを伝える言葉として認識はしていってたのかもしれませんが、きっとやりすぎてしまい、友だちが悲しい顔になっている事が認識できず、なぜ先生にこんなに叱られるのかがわからなくて悲しかったのだとその時思いました。 その後、絵本を利用したり、表現遊びの中にどんな気持ちを表現しているのか等言葉と行動をつなげるといった遊びや発表会も近かった事もあり、劇ごっこ等を取り入れていきました。 すると経験画を描いたとき、「先生、これYちゃんでな、笑ってるねん。でも先生怒ってるねん。」と言って遠足に出かけた時の絵で、伝えてくれたのです。その絵は口が開いて笑ったYちゃんと口角が下を向いた私。Rくんは、表情だけでなく、その場で起こっていた出来事も表情から理解していました。 「先生怒ってるのにな、Yちゃん笑って逃げてるねん!」 そう、水族館で逃走するYちゃんを必死で追いかけまわしていたんです(笑)そんな風にRくんは見ていたんだなと思わず笑ってしまいました。しかし、Rくんがそうやって読み取り言葉だけじゃなく絵にまでできるようになった成長ぶりに驚かさせました。 ☆困り事を見極めるには・・・ お子様がどんな事で困っているのか、目の前に起こる出来事だけが困り事のようにとらえてしまうのではなく、その困り事の要因が何なのかをお子様の姿や行動を見守る中で仮説を立ててあげることも大切かもしれません。そこには、どんな特性があるのか、どんな事が苦手で難しい事なのかと知識も必要にはなります。保護者の方だけではなかなか難しい事もあると思いますので、保育園や幼稚園の先生、発達支援の施設等に相談したり、協力してもらう事も必要です。 少しでも早く、お子様の困り事に気づき、過ごしていけるようサポートしていけるといいですね。

TOTOFULL(トトフル)/『表情が読み取れない』気づきにくいお子様の困り事
TOTOFULLからのおはなし
23/01/11 14:32 公開
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