みなさんこんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
今回は、知的障害を伴う自閉症と多動の特性を持つ我が息子の可能性についてお話しさせていただきます。
その我が息子の課題として、療育園に在籍している頃から、周りに合わせて歩行する事がとても困難でした。
フォレストキッズ八事教室へ通い出した頃を思い出すと、駐車場から教室までの少しの距離でも歩行を嫌がり、途中で岩みたいに座り込んで動かなくなってしまったり、突然手を繋いでいる手を無理やりほどいて車道へ飛び出してしまうなど、とにかく大変な毎日でした。
保育園へ通い始めた年中さんの頃も、園のお友達たちと外出して公園などにお出かけする際も、園の先生に配慮をいただきベビーカーに乗せてもらいながらの外出でした。
そんな我が息子ですが、今度保育園のキャンプがあり、その際に山登りをすることになっているのですが、先生たちの下見を兼ねて、我が息子とお母さんを連れて山登りの練習為、同行させてもらいました。
我が息子の特性として、見通しが持てないとパニックになってしまう為、保育園の配慮により本番を迎える前に山登りの予行練習をさせてもらったということです。
山登りという子供にとって見通しが持てない歩行に加えて、長時間歩き続けることができるかどうか不安で、おそらく少し歩いて途中で引き返すことになってしまうのでと思っていました。
しかし、なんと片道1時間以上ある登山道を山頂まで登りきり、最後まで自分の足で下山できたのです。
途中何度か座り込んむことがありましたが、先生たちに励まされながら最後までやり遂げることができました。
一年前は50メートルほどの距離でさえ歩くことに困難さがありましたが、今回は大人の歩数で往復約1万2千歩の距離をしかも険しい山道の中、歩けたことは本人にとって大きな自信につながったと思います。
そして、何より最初は疑っていた私たち保護者が、我が息子の可能性を信じる事ができたことに大きな意義があったと思います。
障害を持っているか、持っていないか関係なく、どんな子供も隠れた才能を持っているはずです。
その才能を開花できるかは周りの環境次第だと思います。
その環境で大切なのは、その子の可能性を信じる保護者を含めて周りの関わる人たちです。
周囲の人たちがその可能性を信じなければ、できることもできなくなります。
今回は、保育園の先生方が我が息子の可能性を信じてくれたおかげで登山ができました。
保育園の先生方には今回特別な配慮をしていただき、息子を信じてくれて本当に感謝です。
今回の経験で障害を持つ保護者として感じたのは、
今後将来に向けて、さまざまな経験や人々との出会いがあると思いますが、その周囲の環境次第で息子の人生が変わっていくんだろうなと思いました。
我が息子の可能性を引き出すために、正しい進路選択や、関わる人たちとの出会いを大切にして、今後も成長を見守っていきたいと思います。
フォレストキッズ八事教室では、お子様の「好き」なことや「得意」なことに着目し、一人一人にあった療育プログラムを実施することにより、自尊感情を高め、お子様の可能性を引き出す取り組みをしています。
また、言語聴覚士や作業療法士の専門職が在籍していますので、「ことばの遅れ」や「出先が不器用」など身辺自立へのサポートも行っております。
もしこのようなお困りごとがあればお気軽にお問い合わせ下さいませ。
そして、フォレストキッズ八事教室の卒業した子供たちが、いつか周囲をも驚かす才能を発揮し、世界中で活躍する日が来ることを楽しみにしながら、日々支援させていただいております。
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フォレストキッズ八事教室
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我が息子㉟「可能性を信じなければと・・・」親の気持ち
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