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我が息子96「楽しみから見えた成長」発達障害 親の気持ち

みなさん、こんにちは。 名古屋市昭和区にある、児童発達支援、放課後等デイサービス事業所の フォレストキッズ八事教室の代表の森です。 重度の知的障害を伴う自閉症の特性を持つ我が息子のことで、先日私と二人で公園へ行ったときの、我が息子の心の成長を実感した出来事があったのでご報告させていただきます。 我が息子が公園で一番好きな遊具は、ブランコです。 その日も嬉しそうにブランコに乗っていました。 私は少し離れたところから、その様子を見ていました。 すると、ふと我が息子から視線を感じました。 じーっと私のことを見ています。 「何かしてほしいのかな?」 そう思って見ていると、我が息子が私に向かって、マカトンサインで「やって」とジェスチャーをしました。 「背中を押して」ということかなと思い、後ろからブランコを押してあげました。 実は、我が息子は自分でブランコを漕ぐことができます。 だからこそ、私は嬉しかったのです。 自分一人でもできることを、わざわざ私に「やって」と伝えてくれた。 普段は、自分の好きな遊びを自分の世界の中で楽しんでいることの多い我が息子が、その世界の中にお父さんを入れてくれました。 「一緒にやろうよ」 言葉にはしていませんが、私にはそんなふうに感じられました。 コミュニケーションとは、単に言葉を話せるようになることだけではありません。 視線を向けること、身振りで伝えること、誰かに何かを求めること。そして「この楽しさを一緒に味わいたい」と人と気持ちを共有すること。 我が息子の「やって」という小さなジェスチャーの中に、そんな心の成長を感じました。 そして、この日はもう一つ、驚くことがありました。 ブランコで遊んでいると、近くにブランコで遊びたそうなお子さんがやってきました。 そこで我が息子に「交代」のサインを見せると、ほとんど躊躇することなくブランコを降り、お友達に譲ることができました。 その後、別の遊具で遊んでいましたが、やはり大好きなブランコに戻りたくなったようです。 ところが、先ほどのお友達がまだ遊んでいました。 そこで一緒にベンチに座り、順番を待つことにしました。 その日は日差しも強く暑い日でした。大人の私でもじっと待つことに苦痛を感じるほどでした。 5分ほど経ったころ、「そろそろ代わってもらおうかな」とも思いました。 でも、もう少し待ってみることにしました。 我が息子に「待ったら自分の番が来た」という経験をしてほしいと思ったからです。 そして結局、10分以上待ちました。 その間、我が息子は一度もベンチから離れず、じっーと座って待っていました。 これは、我が家にとって本当に大きな出来事です。 我が息子は多動傾向が強く、じっとしていることが苦手です。何もせずに過ごす「間」も苦手で、普段は体を動かしたり、自分に刺激を入れたりしながら過ごすことが多くあります。 そんな我が息子が、大好きなブランコを目の前にしながら10分以上待つことができた。 そして待った先には、もう一度大好きなブランコで遊べるという嬉しい経験がありました。 「待ったら楽しいことがあった」 この経験そのものが、とても大切なのではないかと思います。 子どもたちに何かを身につけてもらおうとすると、私たち大人はつい「練習させよう」「できるようにさせよう」と考えてしまいます。 もちろん、必要な練習もあります。 でも、子ども自身が「やりたい」「楽しい」と思えることの中には、大きな成長の力があります。 人にお願いすること。 人と楽しさを共有すること。 順番を譲ること。 自分の番を待つこと。 この日、我が息子は大好きなブランコを楽しみながら、たくさんのことを経験していました。 フォレストキッズ八事教室では、子どもたちの「好き」「楽しい」「やってみたい」という気持ちを大切にしています。 好きな遊びの中で人とつながったり、伝えたい気持ちが生まれたり、「もう一回やりたい」という思いから少し頑張れたりする。 私たちは、そんな瞬間も大切な学びの時間だと考えています。 子どもの成長は、机の上だけで起こるものではありません。 公園でも、家庭でも、遊びの中でも。 子どもたちは日々の「楽しい」の中から、たくさんのことを学んでいます。 最後までお読みいただきありがとうございます。 フォレストキッズ八事教室の見学や体験、ご相談は随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。 ーーーーーーーーーー フォレストキッズ八事教室 📞 TEL:052-846-5672 〈受付時間〉 平日 10:00~18:00 土・祝日 9:00~17:00

フォレストキッズ八事教室/我が息子96「楽しみから見えた成長」発達障害 親の気持ち
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26/09/22 17:58 公開

「できた!」は心の大きな貯金箱 発達障害 親の気持ち

みなさん、こんにちは。 フォレストキッズ八事教室の代表の森です。 今日は、我が息子の双子の弟について書きたいと思います。 以前にもブログで触れたことがありますが、弟は学習面に困難さがあり、学習を進めていくうえでサポートが必要とされています。 現在は、学習面を手厚くサポートしてもらうため、フォレスト個別指導塾に通っています。 そこでは、ただ「勉強ができるようになる」ことだけを目指すのではなく、本人の自己肯定感を大切にしながら、一人ひとりの学習段階に合わせて個別にサポートしてもらっています。 夏休みの間も、定期的に塾へ通っていました。 そして夏休みが終わり、2学期が始まりました。 もともと勉強に苦手意識がある彼にとって、学校が始まることは楽しみなことばかりではありません。 夏休みの終わり頃から、少し学校への行き渋りの様子も見られていました。 なんとか重い腰を上げて学校へ向かう姿を見送りながら、親としては「大丈夫かな」と少し心配していました。 そんな2学期最初の学校での授業。 「夏休みにありがとうと伝えたい人へ、お手紙を書きましょう」 という授業があったそうです。 そして、その手紙を実際に相手へ渡すということで、渡す前に私にも見せてくれました。 「ありがとうを伝えたい人か……」 夏休みには、私もいろいろなところへ遊びに連れて行きました。 ですから私は、てっきり自分に書いてくれたものだと思っていました(笑)。 ところが、手紙を見てびっくり。 宛先は、私ではありませんでした。 息子が「ありがとう」を伝えたいと思った相手。 それは、塾の先生でした。 正直、とても驚きました。 あれだけ勉強に苦手意識があり、学校へ行くことにも気持ちが向かなかった彼が、「夏休みにありがとうを伝えたい人」として、勉強を教えてくれた先生を選んだのです。 話を聞いてみると、夏休みの間に、それまで苦手だった算数の筆算ができるようになったそうです。 そのとき、私はある言葉を思い出しました。 「こころの貯金箱」 以前、このブログでも紹介させていただいた言葉です。 人の心には「こころの貯金箱」があり、周囲から認めてもらったり、褒めてもらったり、大切にしてもらったりすることで、その貯金は少しずつ増えていきます。 そして、その中でも大きな貯金になるものがあります。 それは、 「自分には難しいと思っていたことを、自分の力で乗り越えられた経験」 だそうです。 彼にとって、この夏休みには楽しい出来事がたくさんありました。 いろいろな場所へ遊びにも行きました。 それでも、彼の心に強く残っていたのは、 「できなかった筆算が、できるようになった」 という経験だったのかもしれません。 そして、その「できた」を一緒につくってくれた先生に、自分から「ありがとう」を伝えたいと思った。 私はその手紙を見ながら、彼の心の貯金箱に、とても大きな貯金が入ったのではないかと思いました。 これは、フォレストキッズ八事教室の支援でも、とても大切にしたいことです。 私たちが子どもたちに経験してほしいのは、単に課題ができるようになることだけではありません。 「できなかったことが、できた」 「難しかったけれど、やってみたらできた」 「先生と一緒だったから頑張れた」 そんな経験を積み重ねてほしいと思っています。 もちろん、困難なことをただ頑張らせればよいわけではありません。 その子にとって高すぎるハードルを設定すれば、「できなかった」という経験ばかりが積み重なってしまいます。 からこそ、私たち支援者の役割があるのだと思います。 その子の今の発達段階を見極め、必要な手助けをしながら、「少し頑張れば届くところ」に目標を設定する。 そして、できたときには一緒に喜ぶ。 最初は先生に手伝ってもらってできたことが、少しずつ自分の力でできるようになっていく。 その積み重ねが、 「僕にもできる」 「私にもできる」 という自信につながっていくのだと思います。 発達に特性のある子どもたちは、日常生活の中で、どうしても「できない」「苦手」と感じる経験が多くなりがちです。 だからこそ、療育の場では「できた」という経験を意図的につくっていくことが大切だと考えています。 褒めてもらうことも、もちろん大切です。 でも、それ以上に、 「自分自身が、自分の成長を実感できること」 には、とても大きな力があるのではないでしょうか。 夏休みの楽しい思い出を差し置いて、塾の先生へ「ありがとう」の手紙を書いた我が息子。 父親としては、少しだけ寂しい気もしましたが(笑)、それ以上に、とても嬉しい出来事でした。 きっと彼の中に、 「苦手だったけれど、できるようになった」 という確かな自信が残ったのだと思います。 フォレストキッズ八事教室でも、子どもたち一人ひとりの「こころの貯金箱」に、 「できた!」 「わかった!」 「自分にもできる!」 という貯金を、一つでも多く増やしていきたい。 そして、その貯金がいつか子どもたち自身の力となって、新しいことへ一歩踏み出す勇気につながってくれたらと思っています。 最後までお読みいただきありがとうございます。 フォレストキッズ八事教室の見学や体験、ご相談は随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。 ーーーーーーーーーー フォレストキッズ八事教室 📞 TEL:052-846-5672 〈受付時間〉 平日 10:00~18:00 土・祝日 9:00~17:00

フォレストキッズ八事教室/「できた!」は心の大きな貯金箱 発達障害 親の気持ち
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26/09/11 17:51 公開

我が息子95「だいこん、行きたい!」

みなさん、こんにちは。 フォレストキッズ八事教室の代表の森です。 もうすぐ、長い夏休みも終わり、学校生活が始まります。 今日はその長い夏休みの終わりかけの、我が息子との出来事をご紹介させていただきます。 いつものように、放課後等デイサービスへ我が息子を車で送っている途中、息子が通っている学校の近くを通ったので、 「もうすぐ学校が始まるねー」 と声をかけました。 すると我が息子から返ってきたのは、 「学校、お休み!」 という言葉。 「学校、行きたくないのかなぁ…」 と思っていると、続けて、 「だいこん、行きたい!」 「だいこん」とは、野菜の大根ではありません(笑) 我が息子が以前通っていた保育園のことです。 当時「だいこん組」だったので、息子は保育園のことを今でも「だいこん」と呼んでいます。 実はその日の夕方、保育園の夏祭りがありました。 前日の夜、妻と私で、 「明日は保育園の夏祭りだね」 と話をしていました。 そのとき我が息子はiPadを眺め、自分の世界に入っているように見えました。 まさか私たちの会話を聞いているとは思っていませんでした。 でも、ちゃんと聞いていて、 そして翌朝まで覚えていた。 「だいこん、行きたい!」 という言葉になって出てきたのです。 改めて、子どもって本当によく聞いているんだなぁと思いました。 特に我が息子のように、自閉症や知的障害のある子どもたちは、「聞いていること」「理解していること」と、それをその場で表現することが必ずしも一致しません。 反応がないから、聞いていない。 言葉で返ってこないから、分かっていない。 そうとは限らないんですよね。 そして、その日の夕方。 我が息子は楽しみにしていた保育園の夏祭りへ。 久しぶりの保育園でしたが、まるで自分の家に帰ってきたかのように、自分が好きだった絵本の入っている戸棚を開け、昨日までそこに通っていたかのように遊んでいたそうです。 私は仕事を終えて、少し遅れて保育園へ向かいました。 そこで当時の先生から、 「今日、『おおきなかぶ』の歌を歌っていましたよ」 と教えていただきました。 「おおきなかぶ」は、我が息子にとって保育園時代の思い出と結びついた大切なものの一つ。 久しぶりに先生たちに会い、懐かしい場所で過ごす中で、息子の中に残っていた楽しかった記憶がよみがえったのかな。 そう考えると、 「あぁ、この子にとって、本当に安心できる場所だったんだな」 と、なんだか心がほっこりしました。 そして、朝の 「学校、お休み!」 という言葉を思い出しました。 今、我が息子は学校という新しい社会の中で、彼なりに毎日頑張っています。 だからこそ思います。 安心して過ごせた場所があったからこそ、今、新しい場所でも頑張ることができている支えになっている。 子どもの成長というと、「何ができるようになったか」に目が向きがちです。 でも、その前に、 「ここなら大丈夫」 「この先生となら大丈夫」 「自分はここにいていい」 そう感じられる経験を積み重ねることも、子どもが次の世界へ踏み出すための大切な力になるのだと思います。 フォレストキッズ八事教室も、子どもたちにとってそんな場所でありたい。 療育ですから、発達や成長を支えることはもちろん大切です。 でも、「できることを増やす場所」だけではなく、 「フォレスト、行きたい!」 そう思ってもらえる場所でありたいと思っています。 そして何年か経ったとき、フォレストキッズで過ごした時間が、その子が新しい場所で頑張るときに、心のどこかでそっと支えてくれたら。 支援者として、こんなに嬉しいことはありません。 最後に。 今もこのブログやInstagramを読んでくださっている保育園の先生方へ。 我が息子が安心して帰れる場所をつくってくださったこと。 そして、たくさんの温かい記憶を息子の中に残してくださったこと。 改めて、心から感謝しています。 「だいこん、行きたい!」 そんな我が息子の一言から、子どもにとっての「安心できる居場所」の大切さを、改めて教えてもらった一日でした。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ーーーーーーーーーー フォレストキッズ八事教室 📞 TEL:052-846-5672 〈受付時間〉 平日 10:00~18:00 土・祝日 9:00~17:00

フォレストキッズ八事教室/我が息子95「だいこん、行きたい!」
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26/08/31 09:26 公開

「伝えたい」が言葉になるまで

~我が息子から学んだ、コミュニケーション支援の大切さ~ みなさんこんにちは。 名古屋市昭和区にある、個別療育を中心に行っている児童発達支援・放課後等デイサービス「フォレストキッズ八事教室」の代表の森です。 今回は、フォレストキッズ八事教室で行っている言語聴覚士(ST)による言語・コミュニケーション支援について、我が息子の経験を交えながらご紹介したいと思います。 我が息子は、3歳になった時点でも発語がありませんでした。 重度の知的障害を伴う自閉症と診断されていたこともあり、当時の私は、 「この子は、言葉でコミュニケーションを取ることは難しいのだろうか」 そんな不安を抱えていました。 その頃に取り組み始めたのが、マカトンサインを取り入れた言語訓練でした。 マカトンは、ことばだけでなく、サインやシンボルなどを組み合わせながらコミュニケーションを支える方法です。 我が息子の場合は、決められたサインだけにこだわるのではなく、本人の理解のしやすさや身体の動かしやすさに合わせて、覚えやすいジェスチャーも作っていただきました。 すると、これが我が息子にはとても合っていました。 最初から「話すこと」を求めるのではなく、まずは身振りでもいいから、 「伝えたら、相手に伝わった」 という経験を積み重ねていったのです。 これは言語訓練において、とても大切な視点だと思います。 コミュニケーションの目的は、きれいに発音することでも、たくさんの単語を覚えることでもありません。 「ちょうだい」「やって」「いや」「もっと」 自分の気持ちや要求を誰かに伝え、その結果として相手が応えてくれる。 このコミュニケーションの成功体験そのものが、「もっと伝えたい」という意欲につながっていきます。 我が息子も、サインやジェスチャーを使ったやり取りを重ねる中で、少しずつ音声による言葉が増えていきました。 そして今では、2語文を使って自分の気持ちや要求を伝えられるようになりました。 3歳の頃の息子を思い返すと、本当に大きな成長です。 言葉で「伝えられる」ということは、本人だけでなく周囲にとっても、とても大きな意味があります。 何を求めているのか分からない。 本人も伝えたいのに伝わらない。 その状態は、子どもにとって大きなストレスになります。 だからこそ、音声言語だけにこだわらず、その子に合った「伝える方法」を一緒に探していくことが大切なのだと思います。 フォレストキッズ八事教室では、マカトンサインだけでなく、PECS(絵カードを用いたコミュニケーション支援)なども取り入れています。 PECSでは、絵カードなどを使いながら、「自分から相手に伝える」というコミュニケーションを学んでいきます。 サインが分かりやすい子もいれば、絵や写真など視覚的な情報の方が理解しやすい子もいます。 大切なのは、特定の方法に子どもを合わせるのではなく、その子が理解しやすく、伝えやすい方法を見つけることだと考えています。 当教室ではSTだけでなく、他の支援者もマカトンやPECSについて研修を受け、日々の療育の中で活用しています。 専門的な訓練の時間だけで終わらせるのではなく、遊びや日常のやり取りの中でも「伝わった!」という経験を積み重ねていくことを大切にしています。 そして、我が息子が言葉を大きく伸ばすきっかけは、言語訓練だけではありませんでした。 もう一つ、とても大きかったものがあります。 それが、大好きな絵本との出会いです。 我が息子は以前でもブログでもご紹介させていただきましたが、絵本が大好きになり、好きな絵本を何度も何度も繰り返し楽しむようになりました。 そこから言葉への興味が広がり、今では絵本を通して、ひらがなやカタカナ、数字、さらには数の概念についても少しずつ理解を深めています。 重度の知的障害がある息子の成長を見ていて、私は何度も教えられました。 子どもの可能性は、今できないことだけを見ていても分からない。 そして、子どもは「大好き」「楽しい」「もっとやりたい」と思えるものと出会った時、私たち大人が想像している以上の力を見せてくれることがあります。 専門的な療育はもちろん大切です。 しかし、その専門性を使って、子どもに一方的に「教える」のではなく、その子が夢中になれるものを見つけ、そこから学びを広げていく。 それもまた、療育の大切な役割ではないでしょうか。 「好き」や「楽しい」を見つけ、可能性を広げていく 「できないことを練習する場所」だけではなく、 「楽しいからやってみたい」 「伝えたいから伝えてみたい」 「もっと知りたいから学んでみたい」 そんな子ども自身の気持ちを大切にしながら、一人ひとりの「伝える力」と可能性を育てていく。 フォレストキッズ八事教室は、STをはじめとする専門職の知識と、子どもたちの「大好き」「楽しい」を掛け合わせながら、そんな療育をこれからもお届けしていきたいと思っています。 いつも最後までお読みいただきありがとうございます。 見学やご相談は随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。 ーーーーーーーーーー フォレストキッズ八事教室 📞 TEL:052-846-5672 〈受付時間〉 平日 10:00~18:00 土・祝日 9:00~17:00

フォレストキッズ八事教室/「伝えたい」が言葉になるまで
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26/08/14 16:00 公開

「なぜハンモックに乗ると落ち着くの?」感覚統合という視点から

みなさん、こんにちは。 フォレストキッズ八事教室の代表の森です。 今日はいつも我が息子のお気に入りのハンモックの遊びについて書かせていただきます。 我が息子はハンモックを自分で勢いよく揺らし、前へ後ろへと、時に激しく回転させて遊んでいます。 そして勢いよく回転しても目が回りません。 眼球を動かすことは、あらゆる場面において学習を支える土台となります。 初めてこの様子を見た方は、 「元気いっぱいだな」 「落ち着きがないのかな」 と思われるかもしれません。 しかし、私は作業療法士の先生方から感覚統合について学ぶ中で、この姿を少し違った視点で見るようになりました。 【多動には理由がある】 我が息子は、重度の知的障害を伴う自閉スペクトラム症です。 幼い頃から、とにかくよく動く子でした。 家の中でも走り回る。 飛び跳ねる。 くるくる回る。 高いところによじ登る。 「どうしてこんなに動くのだろう。」 以前はそう思っていました。 しかし、感覚統合という考え方を知ってから、その見え方が大きく変わりました。 実は我が息子は、「動きたい」のではなく、「必要な感覚を求めている」のかもしれない。 そう考えられるようになったのです。 【前庭覚への心地よい刺激】 私たちの耳の奥には、「前庭覚(ぜんていかく)」という感覚があります。 これは、 ・体のバランスを保つ ・頭や体の位置を知る ・姿勢を整える ために欠かせない感覚です。 ブランコやハンモック、滑り台、回転遊びなどは、この前庭覚を刺激します。 特に我が息子は、この揺れが大好きです。 ハンモックに乗っている間は、とても楽しそうな表情をしています。 そして、不思議なことに十分に揺れを楽しんだ後は、以前よりも落ち着いて机に向かえることが増えました。 もちろん、すべての日がそうではありません。 ですが、適度に心地よい刺激を受けた日は、その後の活動への切り替えがとてもスムーズになります。 【感覚が満たされると行動が変わる】 私たちは、お腹が空けば食事をします。 喉が渇けば水を飲みます。 それと同じように、感覚を求めている子どもたちは、「必要な感覚」を体が欲していることがあります。 その欲求が満たされないと、 ・走り回る ・飛び跳ねる ・落ち着かない ・物にぶつかる ・高い所へ登る といった行動として現れることがあります。 一見すると困った行動に見えるかもしれません。 しかし、その背景には 「感覚を満たしたい」 という理由が隠れていることも少なくありません。 もちろん、多動の原因は一つではありません。 ですが、「この子は落ち着きがない」と考えるだけではなく、 「何か必要な感覚があるのかな?」 という視点を持つことで、子どもへの関わり方は大きく変わってきます。 【我が息子が教えてくれたこと】 息子を育てる中で、私は本当に多くのことを学ばせてもらっています。 以前は「止めなければ」と思っていた行動も、 今では「この子は何を感じたいのだろう」と考えるようになりました。 十分に体を動かし、心地よい刺激を受けた後の息子は、表情も穏やかになり、机上課題にも集中できる時間が増えてきました。 子どもは、「落ち着きなさい」と言われて落ち着くわけではありません。 落ち着ける身体の状態を整えてあげることが、とても大切なのだと我が息子から教えられています。 【フォレストキッズ八事教室だからできる支援】 フォレストキッズ八事教室では、このような感覚統合の視点をとても大切にしています。 当教室には、この分野を専門とする作業療法士(OT)が在籍しています。 「なぜこの行動をするのか」 「どんな感覚を求めているのか」 「その子に合った遊びや環境は何か」 専門的な視点から一人ひとりのお子さんを評価し、その子に合った支援を考えています。 ハンモックも、ただ楽しく遊ぶための道具ではありません。 その子の身体や脳が必要としている感覚を満たし、「学ぶ準備」を整える大切な支援の一つなのです。 もしお子さんの「落ち着きのなさ」や「多動」に悩まれている保護者の方がいらっしゃいましたら、「困った行動」と決めつける前に、その子なりの理由があるのかもしれないという視点を持っていただけたら嬉しく思います。 子どもの行動には必ず意味があります。 その意味を理解し、一人ひとりに合った方法で関わることで、子どもたちは本来持っている力を少しずつ発揮していきます。 私たちは、子どもの『できないこと』ではなく、『なぜその行動をするのか』という背景を大切にしています。その理由を理解し、一人ひとりに合った支援を積み重ねることで、子どもたちは安心して力を発揮できるようになります。 フォレストキッズ八事教室は、その子らしい成長を保護者の皆さまと一緒に支えていきたいと考えています。 これからも、我が息子の成長を通して学んだことや、療育の現場で大切にしている考え方を、保護者の皆さまへ分かりやすくお伝えしていきたいと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。 見学やご相談は随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。 ーーーーーーーーーー フォレストキッズ八事教室 📞 TEL:052-846-5672 〈受付時間〉 平日 10:00~18:00 土・祝日 9:00~17:00

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26/08/12 09:36 公開
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