【鏡文字になるのはなぜ?】
★左利き★
「つ・う・ち・す・ろ・る」など
時計回り流れて書く文字は
左手で書くと字の流れと反対になるので書きにくいのです。
よって、左利きの子は字を練習し始めの時は
無意識に書きやすいように書いた結果
「鏡文字」になってしまうケースがあります。
★空間認識の力が強い★
例えば止まっていた
カラスがずっと右を向いていたとします。
その後、図鑑を眺めた時
カラスが左を向いていたとしても
「これはカラス!」と認識できます。
これはカラスを立体認識しているので
左右反転していても同じものだと分かるということです。
空間認識の力が強い子は、文字を見た時にこのカラスと同じように認識します。
つまり、左右が逆であっても違和感なく
理解しているのです。
その結果、思い出す時に
「左右どちらの向きでも同じもの」と認識します。
★利き手が確立していない★
左右の利き手が確立していないということは
左脳と右脳が情報伝達をスムーズに行える状態に
なっていないということ。
文字書きは
目から入ってきた情報が
右脳でイメージされて
左脳で解釈します。
情報伝達をスムーズに行うために有効なのが
「正中線交差」
と呼ばれる、両手が正中線を超える動きです。
これを体操、日頃の運動に取り入れていくことで
左右の脳の連携がスムーズになり、利き手の確立が進むと言われています。
鏡文字になるのはなぜ?
教室の毎日
24/06/18 08:39