こんにちは!
神戸市東灘区にある運動教室、児童発達支援・放課後等デイサービスLUMO住吉校です。
本日は「マルチタスク」についてのお話です。
「マルチタスク」とは、複数の作業を同時進行することを指します。
例えば
●電話をしながらメモを取る
●雑談をしながら作業をする
●家事をしながら子どもの宿題をみる
学校生活のなかでは、
●先生の話を聞きながらノートをとる
●自分の意見をまとめながら友達の意見を聞く
●時間を見ながら次の授業の準備をする
など、日常生活の中で多く見られる行動がマルチタスクに該当します。
同時進行といっても、私たちの脳は構造上、一度にひとつのことしか処理ができません。
つまり正確には同時進行ではなく、短い時間でタスクの切り替えを次々に行っていることになります。
この、脳の切り替えがうまくできるかできないかが、マルチタスクの得意不得意に関係していて、とくにADHDやASDなど発達障害の人は苦手な傾向があります。
発達障害の人の脳では、前頭前野の機能不全があることがわかっています。
前頭前野は脳の司令塔とも呼ばれている場所で、
「考える」「判断する」「記憶する」「集中する」「行動や感情をコントロールする」などの重要な役割を担っています。
つまり、タスクを行う際に適切な判断を行いながら遂行していくのも前頭前野なので、発達障害がある人ではひとつのことしかできなくなるのです。
LUMO住吉校では、
マルチタスクにも慣れる事ができるように様々な運動を取り入れています。
例えば
●平均台を渡りながら筒に乗せたボールを落とさないように歩く
●ボールを投げながら1回転してキャッチ
などです。
タスクの切り替えがスムーズに行うことができるように、運動を通してお手伝いできればと思います。
運動療育に特化した児童発達支援・放課後等デイサービスです。運動を通してお子様の「できた!」を引き出します!
>>無料相談・無料体験受付中<<
マルチタスク
教室の毎日
24/07/02 18:29