あるかなでは、
ケンカの経験も大切な学びの1つと考えています。
「してはいけない」と何度も言い聞かせるより
実際に経験する方が、行動の変化が速いです。
危ないから、良くないことだからと経験させないと
子ども達の学びのチャンスを奪ってしまうことになります。
子ども達の学びの場面として
あえて子ども達が小競り合いになるような活動を設定をしています。
例えば、積み木遊び
子ども達の小競り合いをあえて引き出すために、
・使う積み木の量を調整する
・魅力的な形を1つだけ準備する
など、子ども達が「これ、使いたい」と思う仕掛けが大事!
「僕が使う!」と取り合ったり、怒ってみたり、手をあげそうになったり…
あるかなの療育ではこんな場面がいっぱいです。
(もちろん、怪我をしないように職員が近くで見守りをしていますよ。)
小学生になると力が強くなります。
力加減がわからず感情に任せて手を出すと
相手にケガをさせてしまうかもしれません。
だからこそ、
力の弱い未就学のうちに
叩かれて痛かった、友達を押して泣かせてしまったなど経験し、
ケンカを通して、手加減の仕方や痛さをわかっておくことが大切です。
小学生になるまでに
相手も傷付けず、自分も傷付けられない人間関係を築けるようになってほしいと思います。
こどもがケンカから学ぶことは?
教室の毎日
23/03/08 17:51