児童発達支援事業所
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(体験型療育)「運動療育の内容(ボルダリング等導入)」

教室の毎日
あそなび高須西では、様々な運動療育を取り入れており、日常生活の動作に繋がるような身体の使い方、バランス感覚・柔軟性を学べるような取り組みを行っています。

運動療育の中でも ≪ ボルダリング ≫ と ≪ トランポリン ≫ が大人気、大活躍です。
ボルダリングの効果として、「ボディーイメージを育む」「協調運動を行う」「集中力の向上」「自己肯定感を高める」等々、様々です。

では、ボディーイメージとは何でしょう…?
それは、自分の身体を意識する能力であり、自分でどの程度の能力を持っているのかを把握する能力です。

そして、その力を使って手や足、筋肉を動かし体を使うことです。
その為に必要な能力は、聴覚、視覚、触覚、前庭覚(平衡感覚)、固有覚(体の位置や動き、力に関する感覚)等の能力が必要になります。

子どもたちは、ボルダリングを行う時にボディーイメージを意識しているわけではなく、
「どうしたら手がストーンに届くのだろう?」
「どの様に足を置いた良いのだろうか?」
「次は、頂上を目指すぞ!」
「やったー!昨日より高く登れた!」
と、純粋にボルダリングを楽しみ、達成感を味わっています。

楽しいを繰り返している中で、子どもたちの中で頂上がゴールではなく、横に移動してみたり、色を決めてタッチできるか競ったり、ルールが広がっていき、次々にチャレンジすることを設定したり、そのチャレンジをクリアする喜びを得ています。

≪ トランポリン ≫では、不安定な足場の中で立ったり、足踏みをしたり、ジャンプを行うことは自然とバランス感覚がつき、体幹を鍛えたり、前庭覚(平衡感覚)の発達に良い影響を及ぼしていると言われています。

またお子さんの発達合わせて、トランポリンを行う時に職員が手拍子を行い、リズムに合わせて跳ぶことで、リズム感も意識して行うこともあります。

また、ボルダリングと同じく、お子さん同士で「あと何回跳んだら交代しようね」「一緒に仲間に入れて」「何回跳べたよ!」等のルールを守ることや達成感を味わうことに一役買っています。

そして、子どもたちの中で、今1番流行している活動は、≪ 風船ラリー ≫です。

まずは、風船を膨らますことで肺活量や口腔機能の向上のねらいがあります。
また、自分で膨らませた風船には愛着がわき、ラリー中に「落としたくない!」という気持ちも膨らみます。
風船ラリーはお友達や職員と協力しながら、風船を追うことで活動に一体感が出てきて、絆も深まります。
ラリー数が増えると、職員も一緒にドキドキしながら大盛り上がりしています。

そして、動いている物の動きを予測して自分の体の動きを調整する「ビジョントレーニング」にもなっています。
子どもたちが身体を動かすことは、健やかな心の育ちを促す効果があります。そして、何事にも意欲的に取り組んで欲しいという思いをもって取り組んでいます。

これからも、お子さんの発達を観察し発達支援を行う中で、お子さん一人ひとりが楽しみながら取組めるようにしていきます。

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