受容とは、児童の言葉・感情などを、自分の価値観で批判したり評価をしたりせず、そのまま、ありのまま受け止めることです。
発達凸凹のお子さんは、声が大きかったり・力が強すぎたり・一方的であったり・怖がったり・拘りが強かったりします。
これは、基礎感覚・五感などの感覚が発達しきってないために起こります。
これを理解することで、受容的な関わりが可能となります。
では、需要的な関りと受容的でない関りを例えてみます。
(例) 発達凸凹A君が、お友達B君の肩を強く叩きながら、大きな声で「B君B君」と呼びます。
B君は、「A君に叩かれて・大きな声で怒鳴られた」と児童指導員に言いました。
【受容的な関わりができていない児童指導員】
「何でB君を叩いて怒鳴ったりするの?」「B君をいじめたりしちゃダメでしょ」と言います。
【受容的な関わりができている児童指導員】
B君に 「ごめんね、A君は力加減がまだ整ってないから強かったり・大きな声になっちゃたんだ、いじめてるわけじゃないからね」
A君に 「そうだよね、いじめてるわけじゃないよね。でもB君痛いから、呼ぶときは優しく呼んでみてね」
この関り方が、A君の心に大きな影響を与えます。
受け止めてくれそうだなと相手に感じてもらうための関わり方・聴き方は受容的な態度と言われています。
私たちくれせんとでは、発達知識を学び、こどもたちに合わせた関わり方に活かしています。
受容の大切さ✨
教室の毎日
24/09/29 14:36