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子どもはなぜ高いところを登りたがるの?

教室の毎日
保護者様から多く寄せられるご相談事例で、
【高いところに登りたがること】があります。

「うちの子は家の中や公園でも高い所を見ると上りたがります。」
「なぜですか?危ないからやめさせたい」
と相談がありました。

しかし、高いところを登ることには、前庭覚への良い刺激となることが分かっております。

前庭覚は三半規管のお隣さんにあり、バランス感覚を司る役割を担っていることから、子どもの発達には重要な感覚になります。

役割①
『右脳と左脳をうまく繋ぐ』
右脳は妥協脳、左脳は拘り脳。前庭覚が整っている子は、遊びが譲れます。左脳(拘り脳)が強く右脳に繋げない子は、妥協脳にアクセスできないので遊びが譲れません。
また、急な予定の変更が苦手であったりもします。

役割②
『姿勢調整、体の軸、体感スピードを司る』
4歳児の上半身の重さですら8キロ程度あります。
上半身の重さを支えバランスよく立ったり、歩いたり、座ったりする役割を担っています。

登る・降りる・走る・飛ぶ・回る・揺れる
の感覚刺激で前庭覚は発達します。

私たち定型発達の大人も、幼少期に登るという感覚刺激を受けて前庭覚を発達させて来ました。

発達凸凹のお子さんは定型発達しているお子さんと比べてたくさんの感覚刺激が必要です。

保護者様のご相談については
「安全配慮の上で、たくさん登る遊びや運動をさせてあげてください。」
「くれせんとでは土台療育をしているので、お任せください。」
とお伝えしています!

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