いきなり何のこと??というようなタイトルですが、叱らない子育てについてお話したいと思います。
保護者の皆さんは、お子さんのこと叱っていますか?
えっ!!叱ったらダメなんだよ、子供は褒めて育てなきゃ!!
子供の気持ちを思いを大事にしなきゃ!!
そうなんです。
感情にまかせて叱るだけでは子供の心には届きません。
大人が怖い顔をして、大きな声で怒鳴っていて恐怖心だけを植え付けてもその場しのぎにしかなりません。
ですが、どんなに悪いことをしても叱らない、子供の気持ちだけを、やりたいことだけを優先すればどうでしょう?
きっとその子は善悪も理解出来ない大人になりますよね。
そうならないようにすればどうすればいいのでしょう??
そこでタイトルに戻ります。
お子さんのこと、叱ってますか?
例えばどんなときにしかるべきでしょう?
まずは他者を傷つけたとき(身体的・心理的共に)これは必ず叱ってください。頭ごなしに叱るのではなく、どうしてそうなったのかは子供の気持ちについて聞き取りくみ取った上で、それでも傷つけることは決しては認めてはいけません。
この他者というのは、お友達だけではありません。ご家族であっても、施設職員であっても誰に対しても傷つける行為は許されるものではありません。
次に、自分を傷つけたとき(身体的・心理的共に)こちらも同様です。自分自身の身体だから、心だから自由に傷つけてはいけないことをしっかりと伝えてあげてください。そしてその行為をすることが悲しい事だということをつたえてあげてください。
では、叱らない子育てって何でしょう?
怒ったらダメだったらどうしたらいいの?
叱らないでいいように、怒らなくてもいいように、環境を整えてあげましょう。
例えば、片付けが苦手でいつもおもちゃ散らかしているお子さんには、おもちゃの置き場を視覚的に示してあげる・・・
学校からのプリントをいつもランドセルの中でぐちゃぐちゃにしてしまうお子さんにはクリアファイルを一つ用意してあげる・・・
朝の準備が苦手なお子さんには、睡眠時間を伸ばす・睡眠環境を整えてあげる・・・等など
怒られる要素を一つ一つ減らしてあげることが、叱らない子育てへとつながっていきます。
でもうちの子に合う方法が分からない・・・ということがありましたら是非ご相談ください。
お子さんの普段の状況を確認しながら、療育を通じて叱る回数を減らすような療育を保護者の方々と一緒に行っていきたいと思います。
療育は施設だけではできません、ぜひ保護者の皆様のご意見やご希望を聞きながら一緒に進めていきたいとおもいます。
気になった方は是非お問い合わせください。
お子さんのこと 叱っていますか?
療育のヒント
24/07/08 18:55