こんにちは。フォレストキッズ川崎教室です。
今回は、よくあるお困りごとの1つ、
「お話が止まらない!」
についてお伝えします。
こういったとき、どのような対応がよいのでしょうか?
・同じ質問や知っていることを何度もきく
・ぶつぶつと独り言が多い
・自分の好きな話を永遠と繰り返す
などなど・・・。
静かにしなければならない場面や、他にやることがある場面では困ってしまいますよね。
その場の対応としては、
・他の物に関心がいくような働きかけをする
・過剰に反応しない
といったことを試してみるのがよいでしょう。
繰り返し注意をしたり、止まらない質問やお話に付き合い続けたりといった“反応”をすると、さらに“反応”で返ってくるため歯止めがきかなくなります。
また、その形がパターン化すると反応してもらうことに固執し、癇癪につながる可能性もあります。
そこでポイントとなるのが、意識を変えること、今はお話しても通じないないということを感覚的に理解してもらうことです。
まずは、すぐに使える対応の仕方をお伝えします。
①「あ!〇〇が見える!」「今日の夜ご飯は何かな?」など、声掛けの仕方に変化をつけることで、気持ちの切り替えをスムーズにさせる。
②声掛けと一緒に、視覚的な情報を提示する。
③場面に沿わないお話が止まらないときは、意図的にスルーしてみる。
⇒今は、かまってもらえない(お話するときではない)、お話しても思った反応を得られないと、お子様に実感させます。
次に、長期的に使える対応の仕方をお伝えします。
①お話していい時間を伝え、決まりやルールを理解できるように工夫する。
⇒お話を止めるだけでなく、いつならしても良いのか、メリハリをつけられるようにサポートします。
(言葉でなかなか伝わらない場合は、イラストを活用したり、わかりやすいサインを決めたりするのもいいでしょう)
②今の活動を具体的に伝える
⇒「あと3回で〇〇が終わるから、お話はその後ね」など、回数や時間を明確に示したり、「今はお話を聞く時間だよ」と、やることをイラストで提示したり、「お絵かきをするよ」とクレヨンや画用紙などの具体物を見せたりといった方法がわかりやすいです。
このように、お話して良い時間と、静かにする時間を決めることで、お子様が理解して実践できるように促します。
また、約束を守ることができたら、お話の時間も確保してあげることで、満足感も得られるので、お子様も納得しやすいと思います。
フォレストキッズ川崎教室でも、お子様に対して視覚的に次の活動を提示したり、「〇〇の時間にまたお話を聞かせてね」と具体的にお話しても良い時間を伝えたりしながら支援を行っています。
ぜひ、ご家庭でも試してみてください!
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24/06/11 13:58