こんにちは、みらい教室長洲教室です!
今日は気持ちの切り替え方についてのお話です。
生活の中で、このような困りごとはありませんか??
・TVやスマホ、ゲームに夢中でなかなか勉強に切り替えられない。
・怒ったときや泣いたときに、なかなかいつもの調子に戻れない。
・なかなか眠れない、なかなか起きれない。
・次の活動に進めようとすると、怒ってしまう。または止められない。
子どもたちだけでなく、大人も抱えてしまう悩みでもありますね。
では、どのようにすればスムーズに気持ちが切り替えられるのでしょうか。
切り替えの種類ごとに例を挙げるので、ご参考ください。
①次の行動の切り替えについて
遊びに夢中になってしまい、約束の時間になってもなかなか
気持ちが切り替えられないことがあります。
それは、次の行動の見通しが不明瞭であったり、満足できていなかったり
もう二度と同じことができないと思ってしまったりすることが
原因の一つとして考えられます。
対策として、予め約束をしておく、アラームを流す、今度はいつ来るかということを伝えてあげることなどができます。
お子様によっては、イメージしにくいこともあると思うので、
写真や絵カードを見せて見通しを立てやすくすることも効果的です。
また、子ども自身に時間を決めてもらい、タイマーをセットすることで、
納得して次に切り替えることができる子もいます。
➁依存になっているものの切り替えについて
ゲームやお菓子等の甘いもの、youtube等が挙げられます。
これらの中毒性のあるものについては、
すぐに消失させることは難しいと考えられます。
大人であれば、代わりのものの準備、時間のコントロールもある程度できますが、子どもたちは感情の赴くままの子も多いので、そういったものにはまらないように事前に約束などを決めておくことが大切ですね。
・宿題が終わった後の1時間は使ってもよい。
・守ることができたら継続。
・何回も破ってしまったときには親が預かる。
など、こちらも文章化するなどして、開始前に同意の上の使用が望ましいです。
また、お絵描きやスポーツ、音楽や読書など、
自分のスキルを直接的に向上させられる趣味が見つかると、
そういった時間も減ってくることでしょう。
③自分の感情に関する切り替えについて
ゲームで悔しくて負けてしまい、泣き止めない。
言い合いになってしまい怒りが収まらない。
このように、悲しみや怒りの感情で満ちているときに、
何かをさせたり、話し合ったりすることは逆効果になるときがあります。
まずは(悲しみや怒りの)頂点から脱出するために、
深呼吸をする、お茶を飲む、音楽を聴く、
静かなところへ行く、抱っこしてもらう等、
時間をとって落ち着ける方法を行いましょう。
次に、感情に共感してあげつつ、そこからどう解消・発散していくか
一緒に考えましょう。
ゲームに負けたことであれば、
・負けないように練習する
・ハンデをもらうようにする
・勝負のあるゲームは避けるようにする
など、いくつか方法を考えて置くことや、負けてしまったときはどうするか、
予め話しておくと、解決に向かうこともあります。
怒りが収まらないときには、
・嫌だったことを紙に書く。
・新聞紙や不要紙をびりびりに破って発散。
・怒っている自分を客観視する。
・歌を歌ったり、体を動かしたりして発散。
等の対応があります。
怒りのコントロールについて、
詳しくは「アンガーマネジメント」という分野でお話しできたらと思ってます。
☆まとめ
一番は自分自身で感情をコントロールできると良いですが、
大人も子どもも忙しいこのご時世、
なかなか一人で解決することが難しいこともありますよね。
不安や相談、感情のコントロールが難しいときは、
誰かに話を聞いてもらったり、本や動画を観て他の人は
どのように対処しているのか、学んでいくことでマネジメントできるようになります。
何か私たちでできることがありましたら、何なりとおっしゃってくださいね(^^♪
みらい教室 長洲教室
大人も使える!気持ちの切り替え方🌸
教室の毎日
24/05/24 12:34