こんにちは。みらい教室 長洲教室です。
本日は、「長所」と「短所」についてのお話です。
みなさんは自分の長所や短所はどこか言えますか?
突然聞かれると難しいこともありますよね。
その通りで、人の長所や短所は、考えたことのある経験がないと
答えづらいですよね。
しかし、長所と短所を知ることは、
強みをどのように生かすことができるか、また短所をどう乗り越えていくかを
考えることができ、今後の生活や仕事に役立てることができます✨
お子様自身についても、周りの大人や本人が得意なこと・
苦手なことを把握することで、
本人に沿った助言や、今後の提案がしやすくなるので、
長所・短所を分析する価値があります。
では、どのように長所や短所を知っていくのでしょうか。
以下のステップで、自分やお子様について見つめ直してみてください。
①小さい頃の様子を思い出す
乳幼児期・幼児期を思い返してみましょう。
良く体を動かしていた、たくさん食べていた、
人に笑いかけることが多かった・・・等。
そういった過去は、意外と今の自分ともつながっており、
強みとしてとらえる材料となります。
また、「人見知りだった。」「なかなか寝付けなかった」
等は、短所としてくくることもできます。
そういった点も受け入れ、「信頼できる人には心を開ける」
「些細な環境の変化にも敏感に気付ける」
等、リフレーミング(固まった事象の枠を外し、広義に捉える)をして、
プラスに変え、どんなことに生かせるか考えてみましょう。
➁やっていて苦痛でないことを考える
人によって、「これは苦痛に感じる」「これは日常の一部となっている」
ということはバラバラです。
例えば、朝起きて布団を片付けることが日課の人もいれば、
そのままにしておくことが当たり前の人もいるでしょう。
一日の生活や、今までの生活を振り返ってみて、
当たり前にできていること・または取り組むには時間がかかることに分けて、
それは自分がどのような特長であるからなのか分析することで、
長所・短所とつながっていきます。
⓷周りの人に聞く
長所・短所の客観性をもたせることも大切です。
人に見せている面と自分から見た視点にはズレがあることもあります。
身近な家族や友人、話しやすい人に、自身の「長所」「短所」
を、体験談を含めて聞いてみて、素直に受け入れることで、
自信につながることもあるでしょう。
「あなたには人を励ます力があると思う。
運動会のとき、2位だった時に
『惜しかったね、でもとっても速く走れてたよ』
と言ってくれたのがうれしかったんだよ。」
と友人から言ってもらい、具体的なエピソードから場面を想像させてもらうと、
今後も似たような場面で自分が行動すべきことの指標につながります。
また、新たな可能性や発想を生むこともあるので、
今度の進路や生活にエッセンスを与えてくれます。
いかがだったでしょうか。
短所というと、自分の欠点=ネガティブに捉えることもあるでしょうが、
人には必ず強みや弱み、得意や悩みがあります。
自分自身と向き合って、また親しい人について知っていくことで、
よりよい人間関係や生活の質を向上させることができます。
わたしたちも、お子様の強みを伸ばして、弱みをなるべく小さくできるよう、
療育の質を日々向上させ、ひとりひとりと向き合って参ります(^^♪
みらい教室 長洲教室
長所・短所と向き合うために💪
教室の毎日
24/06/04 12:31