こんにちは、みらい教室長洲教室です✨
台風やゲリラ豪雨等、自然の力をひしひしと感じた1週間でしたね。
今週は良い天気が続きそうですね。
今回は「思いを言葉で表出する」をテーマにしました。
「言葉での表出が苦手」「説明することが苦手」
等、話すことについて悩まれていることはありませんか?
表出するためには、以下の3点がまずは必要となります。
①語彙力
考えたこと・感じたことを表出するためには、まずは言葉の知識が必要です。
こんなときは何といえば良いだろう。この気持ちって何だろう。
あの行動は何ていうんだろう。
そういった言葉が分からないと、言葉にすることに時間がかかり、
適切に相手に伝わらないということにつながります。
語彙力は、本を読んだり、人と話したりすることで身につきます。
子どもたちに向けてたくさん本を読んだり、話しかけたりしてあげましょう📚
➁文法力・説明力
言葉はわかっており、たくさん話ができたとしても
相手に伝わらないこともありますよね。
主語が抜けていたり、一文が長くなりすぎたり、
何の話をしていたか分からなくなったり・・・💦
低学年であれば、多少ずれていても大人が正すことで修正できますが、
高学年は思考力が問われることも増えるので、
ある程度の話の型を身に付けてあげると良いでしょう。
文法力と言いましたが、特段難しいことはありません。
基本的に、人は長文を聞き取ることは苦手です。
主語と述語を繰り返したり、句点を多く使って話した方が、
聞き手は安心します。質問するタイミングもつかみやすいです。
説明力で言えば、例えばゲーム(今回はババ抜きとします)の説明するときは
・ 勝利条件を伝える(結論)例 カードがすべてなくなったら勝ち
・ ゲームの流れを伝える(概要)例 同じカードが揃ったら捨てる
・ 順番の説明(順序)例 じゃんけんで勝った人から時計回りに引く
・ その他(例外)例 ババを引かれないようにズルをしない
などを手本にすると、他のゲームを説明するときにも応用ができますね💡
⓷信頼関係
「良い話し手とは良い聞き手から」と言われるように、
話している人ではなく、聞き手に課題があることもあります。
話し手が話しやすい雰囲気をつくれているでしょうか。
例えば・・・
うなずきながら聞く
最後まで聞く
前面否定しない
笑顔で聞く
質問をする
相手の方を見て聞く
聞いている人が以上のことを気を付けてくれていると、話しても安心して
自分の話や意見を言うことができますね。
質問するときには、オープンクエスチョン・クローズドクエスチョン
等の技法をつかうと、より相手の思いを表出しやすくなります。
いかがだったでしょうか。
言葉は人間がもった他の動物にはない
特別なコミュニケーションツールの一つです。
わたしたち大人がそのツールを大切にして、
よりよい人間関係をつくっていくスキルを子どもたちに見せ、
身に付けていきたいと感じております!
みらい教室 長洲教室でも、私たちから発信される一つ一つの言葉、
子どもたちから表出された言葉を大切にし、
子どもたちの未来に還元できるよう、日々努めて参ります。
みらい教室 長洲教室
思いを言葉で適切に表出するために✐
教室の毎日
24/06/05 18:18