児童発達支援のお子さんも放課後等デイサービスのお子さんもアンフィニでは往復の送迎をおこなっております。
児童発達支援のお子さんは保護者の方と離れて始めのうちはドキドキしていた時間も、慣れてくるとスタッフに走ってかけよってきてくれたり、流れゆく車窓を楽しめるようになってきます。
放課後等デイサービスのお子さんは車内で初めて会うお子さん同士でも会話をして共通点をみつけては仲良くなります。
車内では部屋の中では感じ取れない意外な一面が見える場所でもあります。
以前小1のお子さんを1人送り届けるときに言われた一言が私は忘れられません。そのお子さんは疲れが出てくると気持ちの切り替えがなかなかできなくて泣いて訴えることがあるお子さんです。
泣いているときは何を言ってもこちらの話が入らないので私はそっと見守るようにしています。感情が落ち着き静かになってきたタイミングで声をかけようとすると再び泣いてぶつぶつ自分の思いを吐き出しながら気持ちに折り合いをつけています。静かになったと思ってまた声をかけようとすると再び泣いています。その様子は寄せては返す波のようです。「泣いて表現することは幼稚である」と自覚が本人にはありますが、理想通りにはいかないという狭間でいつも戦っているようです。
そのような特徴のあるお子さんをお送りするときに「僕は素直になれないときがあるんだ」と口にされたことがありました。私は「大人だって素直になれずそのことを認められない人が多いなかで自分のことをしっかり振り返ることのできるA君は強いね!素晴らしいね」と褒めました。
わが子は頼りないと心配されていらっしゃる保護者のみなさま。
大人が思う以上に日々の体験から子どもはたくさんのことを吸収し成長しています。自己を振り返る力を養っています。
子どもが心配とたえず口にしたり、必要以上に子どもの近くに寄っていくようなことは少し我慢して、子どもの成長をしっかり見届けてください。わが子は親が思う以上にしっかり成長しています。転ばないようにいつも子どもの近くにいて目を光らせる関わりでなく、おいしいごはんを用意していつでも本音を吐き出せる空間を用意するのが親の努めであると私は考えます。親がどっしり構えていると子も安定してきます。
子だけに目がいくのではなく、日々をしっかりまわしている保護者のみなさまご自身もどうか「自分はよく頑張っている」と認めて差し上げてください。「みなさまのお子さんなので大丈夫!」私はいつも保護者の方にお伝えしています。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒【050-1807-6495】
アンフィニでは1週間を通した活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「車内では」児発・放デイ アンフィニ
教室の毎日
24/05/09 13:05