わが子は同じクラスの男児の中で一番背が高いけれど、走るのは遅い方だと自信をなくしていたときがありました。「走るのはこれから脚力もついて次第に速く走れるようになるよ。走るのが速いことよりわが子の素晴らしいところをお母さん(私)はたくさん知っているよ」とわが子に言いました。
「例えば?」と聞かれたので私は一瞬言葉に詰まってすぐに「お母さんが元気ないときにさすってくれたり、自分が食べているものをいつもお母さんにくれようとしたりとても優しいところ」と言うと「自分ではあたりまえだからそれが優しいことは思わなかったなぁ」とわが子がのんびり言いました。
自分や家族の中でのあたりまえは人からするとすごい才能ととらえられるときがあります。アンフィニでは人の名前をすぐに覚えられるお子さんもいて才能豊かなお子さんばかりです。
わが子においては誰に対しても優しい心で接することができます。
私が育児においては走るのが速いことや勉強ができるというのは正直どうでもいいと思っています。いや、もちろんできるに越したことはありませんけどね。走るのが速い、勉強については必要だと本人が感じれば周りが言わなくとも努力することを知っているからそんなに重きを置いていないというか、本人が困ったときに必要に応じて努力するだろうという考えです。私は小さいときにやらされていたと感じた勉強が嫌いだったたので塾も長続きしませんでした。誰にすすめられたわけでもない剣道は中学から教員生活で活かすまで長く続けていました。勉強については学生時代よりも社会人になってからそれなりにしてきたように思います。
人に対して優しいこころで接することができるということは人と関係性を築く上でとても大切なことです。5歳ですでにそのこころを育みつつあるわが子は素晴らしい、親ばかだと笑われてしまうかもしれませんがそのように思います。わが子にも「あなたは素晴らしいんだよ」と伝えています。ちなみにこの、誰に対しても恥ずかしげもなく人を褒めることができるというのが私の特技だと上司に言って頂いたことがあります。私は思ったことを口にしているだけなのですが・・・
「お母さんは今、自分の中のあたりまえを表に出したら、いいねと言ってくれる人がいてアンフィニに来て頂いているんだよ」とわが子に伝えました。
自分のあたりまえを理解して認めて頂いているみなさまにはいつも感謝しています。それは利用しているみなさまだけでなくスタッフもそうです。私に力を貸して頂いているすべての方に感謝しています。
私を信じて頂いたみなさまには自分のあたりまえをフルに活用して求める結果でお返しすることをお約束します。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒【050-1807-6495】
アンフィニでは1週間を通した活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「自分のあたりまえ」児発・放デイ アンフィニ
教室の毎日
24/05/19 07:23