週末の病院めちゃくちゃ混みますよね。
大人でも待ち時間は憂鬱なのに子連れの親子を見ると本当に頭が下がります。しかも兄弟2人連れとか赤ちゃんを抱っこして3人連れとかもう涙ものです。私が通院した日も激混みで待合室にはあふれかえるほどの患者さんで座れない人が多数いました。
私が隣合わせたのはお父さんと年長くらいの兄、2歳くらいの弟の親子が待合室にあった絵本を読んでいました。兄弟がかわるがわる本を取り出してはお父さんに読んでもらっていました。お父さんはよどみなく絵本を読んでいたので普段から読み慣れているようで弟はお父さんの膝の上で読んでもらっていました。弟は兄に負けじと絵本を持ってきてはお父さんに読んでもらおうとアピールをしきりにしていました。もちろん兄も自分が読んでもらいたい絵本をお父さんに持ってきては読んでと言っていました。
しばらくしたころ弟が本棚に本を返そうとしたときに本を返す隙間が見当たらずやきもきしていました。弟がしまいやすいようにしてあげてとお父さんが兄に伝えるとその通りに隙間を開けていました。しかし弟としては自分が入れたかった場所がここではないと言い出しました。すると兄は弟が持っていた本を取り上げ自分が隙間を作った場所に入れました。弟は自分で入れたかったのにとギャーギャー言い出すと兄は弟をドンと押し弟は倒れました。
お父さんは「こらこら、やりすぎだよ、優しく押そうね」と言いました。
一連の流れを見ていた私は「あ、このお父さんにとって押すことは〇なんだ」と驚きました。おそらく他人の子を押したりしたらこのお父さんも押したらダメというと思うのですが兄弟であれば〇なのだなと感じました。
私はどのような理由があっても人にあたる、物にあたることは✖と伝えています。
兄弟ならよくて他人がダメな理由が子どもにはわかりません。というか私にもわかりません。感情は自分でコントロールするべきであると考えます。
人によって価値観が異なりますね。人と異なるから人と協力しあったり、いろいろなものが生まれたり、間違うといさかいとなったり…人間とは生きやすく生きにくいものです。
それにしても2時間以上待っていたこの親子偉かったな。お父さんも兄弟が持ってくる本を途中疲れはしていたけれど嫌がらず読んでいたのは立派でした。私は「え~読みたくない」とかわが子に平気で言ってしまいます。子ども以上に子どもです。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
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1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒【050-1807-6495】
アンフィニでは1週間を通した活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「価値観」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
24/06/24 06:30