お子さまの学習を定着させるための保護者の方の心構えとしてpart1でまとめました。part2では机につくまでの具体的なやりとりについてお話します。アンフィニでも実践していることです。
子どもに宿題やるやらない?とYes Noでこたえられる質問をするとかえってくるこたえはもちろんNoです。子どもにとって宿題なんか面倒なものでやりたくないにきまっています。
こちらの声掛けとしては宿題をやる前提の質問に変えればいいだけです。帰宅してなかなか宿題モードにならなかったときは「何時から宿題始めようか?」
時計の学習をしているお子さんであれば「今、何時何分?」の質問から「何時に始める?」と子どもにこたえさえ「では何分後の〇時〇分だね」という確認までを一連の流れにすれば現在の時刻が読めるか、何分後の理解ができているかの確認を大人ができます。
子どもの視点に立ってみると自分で時間を決められるので大人に押し付けられた感覚がないため、自分が言った手前やらざるを得なくなります。時間通りに始めなければこちらとしても自分で決めたのだからやろうねといいやすくなります。そんなことを言ったっけ?とはぐらかすお子さんには文字や時計の絵などを書いておくと一緒に確認しやすくなります。
アンフィニでの活動に気乗りしないお子さんに対してもやるやらないの質問ではなく、ここのどこを色塗りする?のような質問で子どもに合った、食いつきそうなものからやる前提でアプローチしています。始めは気乗りしなかったお子さんも最後までできて誇らしげな顔をしていたり、もっとやりたいと気持ちが変化します。
私は特別なことをしているのではなく、子どものやる気を引き出すきっかけ作りだけお手伝いしています。子どもはやる気になればものすごい集中力を発揮します。
私自身、勉強から逃れられない環境がとても嫌でした。だから勉強が嫌いです。だから子どもたちには勉強しろとは言いません。わが子にももちろん言いません。でも自分の興味のある分野は時間を忘れるほど没頭できるのですよね。不思議なものです。
学習を定着していくことが、勉強と付き合っていくためにまずは大切なことです。焦らずまずは子どもの自主性をある程度尊重しながら定着していくことを目標にしてみましょう。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒【050-1807-6495】
アンフィニでは1週間を通した活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「学習させるにはpart2」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
24/09/15 11:13