親子と言えど距離感は必要であると私は考えます。
心配で、気になって…と子どもの一挙手一投足を監視しているかのような大人の言動、私は気になって仕方がありません。
子どもたちとたくさん関わってきて「この子は心身ともに自立しているな」と感じた子の共通点は保護者が子どもとの距離の取り方が絶妙であったことです。
「~はやったの?」「~をしなさい」といった声掛けや何でも手を貸してあげるような関わりであると「親が注意してくれるもの、やってくれるもの」と子ども自身に甘えが出ます。そのくせ「また言ってる」と雑音として聞き流され耳には届いていません。確認不足で忘れ物などした際にはこちらのせいにしてきます。大人の言いなり状態になると自分の行動に責任を持たなくなるのです。
親子ともに自立していたご家庭は子どもが熱中している、楽しそうにしているかはよく観察をして、子どもが困って振り返ったときに都度対応している印象でした。
子どもが幼いうちは大人が先導して「こんな風に身体を動かしていくんだよ」といった方法などを伝えて経験を増やしていくイメージ。ある程度大きくなったら経験値が増すので子ども自身で意思決定ができるようになってきます。自分である程度決めさせて大人は少し後方で様子を見守るスタンスくらいの方が子どもは安心します。「自分を信頼して決めさせてくれる」と自信を持ち、困ったときは振り返れば大人がいていつでも味方になることを伝えておけば子どもは勝手に自立していくと考えます。
わが子に対してはいつまでも親元から離れられない子にしたくありません。一日でも早く心身ともに自立して家を出てもらえるような子育てを自身でも工夫をして、アンフィニに通っているお子さまも一つでも成長したと感じて頂ける関わりを実践しています。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。建物にはエレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィ二では1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
「親子の距離感」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
24/12/20 07:01
