子どもの知的探求心はすさまじいものです。
好きなこと、興味のあるものを「なぜ？どうして？」と掘り下げているときの子どもたちの真剣な顔が大好きで私は教師をやめられないでいます。

大人も「なぜ？どうして？」に直面することは多々あります。
私も毎日感じていることはありますが、子どもの時に感じていた純粋無垢なそれではなくなっているようでなりません。

親になると子どもの問題行動に「なぜ？どうして？」となり実際に子どもに聞いてしまいます。「どうしてそういうことをしたの～？」って。親としたら自分のルールブックにはない逸脱した行為なので許せない気持ちやら理解しがたい思いやら諸々の感情があって言ってしまいます。
私も自宅に戻ると先生ではなくなるので「どうして～」とわが子に詰問しています。しかし子どもからすると大人のこの質問大変困ってしまう質問なんです。

なぜなら、理由がないからです。

無意識にしてしまった…とか、なんとなく…とか、したかったから…とか
こたえようのない質問をされ困っています。
どのように表現していいかわからないから黙ってしまいます。

この質問ばかり繰り返すとどうなるかというと頭を打ち付けたり、爪かみをしたり…いわゆる自傷行為に発展してしまう可能性もあります。
どうしてわかってくれないという思いや言葉にできず相手に伝わらないもどかしい思いがさらなる問題行動になってしまいます。

子どもの問題行動に対する感情的ななぜ？どうして？は大人はぐっと我慢です。
状況と気持ちを引き出しながら代弁して子どもの気持ちを一緒に整理してあげることが大切だと考えます。
この作業はとても根気のいることです。
私はわが子に対してはできません。
親は時間にも追われていて心に余裕を持って接することができないからです。母親に戻ったときはできない！と私自身割り切っています。わが子にはかわいそうですが…

親だからできないことを自身が身に染みて感じているからこそアンフィニに来ているお子さんには、プロとして接するときは時間と心に余裕を持って冷静な視点でなぜこの行動に至ったのか、どうしたらよかったかを一緒に子どもたちと確認をして習得までつなげていく活動をコツコツとしています。

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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
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１階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物３階部となります。建物にはエレベーターがございません。

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アンフィ二では１週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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