子どもたちの前で久しぶりにお話させて頂く機会を頂いた。
近隣の小学校の児童から質問をされて私がこたえていくという授業の一環だそうだ。
テーマはみんなが居心地のいい空間とはどのようなものか。
それを考えたときにアンフィニに通ってくれている子がアンフィニを例として出してくれて、では見学に行ってみようとなったようだった。子どもたちからの発信を担任の先生方もキャッチをして具体的な行動を起こして頂いたこの企画、過程を伺っても光栄なことでありがたいとしかいいようがない。
インタビューの最後に私は子どもたちからの案で大人を動かしたこと、それはすごいことだということ。子どもたちがやりたいことに真摯に向き合い形にした先生方にお礼をして締めくくった。
私は自慢ではないが30人近くの小学生の前で話をしたことがない。
高校教師であったので高校生の前ではもちろんある。
今回は全学年合同のクラスであった。学年差、それぞれの特性さまざまな違いがある小学生にどのように話を展開させたらよいか、軸をどこに合わせて話をするか、高校教師であった私はなかなか検討がつかなかった。経験もないので結局のところ反応を見ながら熱意をもって真摯に対応していこう!ある程度の質問に対する答えと話の展開のいくつかを用意をして私の熱意でもって子どもたちと向き合おう。その作戦で挑んだ。
当日蓋を開けてみてびっくり!子どもたちの手には質問の答えを書きとるボードを全員が持っている。高校教師であった私のセオリーに見学の際には筆記ボードを持参するなんてない。私に与えられた時間は15分間。その中で質問する係の子どもがみんなの前で声を震わせ発する、それに対して私は6問答える。答えながら子どもたちに書かせていく。なかなかのボリュームだ。
試しに1問用意していた答えを書いてもらう様子から見ると時間内には絶対におさまらない。
現実に直面した私はすべての自分のプランをすてて子どもたちとのやりとりに注力をした。
用意していた名刺がわりの私の直筆の書をホワイトボードに貼ることもやめた。
私の質問のこたえを書きとらなければならない子どもたちにとって集中力を欠く情報となってしまうからだ。
さっさと書の説明をして用意した半紙はあっという間に役目を終えた。
子どもたちの様子は私の話に一生懸命かじりついて書き写していた子、自分が座っていたゴザをむしっていた子、私のサンダルを触っていた子、反応もさまざまで個性豊かな子どもたちだった。
そしてアンフィニに通っている子どもたちの様子は驚くほど気配を消して私に名指しされないかドキドキしていたようだった。その様子がわかったから私はその子たちには視線や意識を送らないようにした。アンフィニに通ってくれているよねなんていう言葉も空気感も一切出さないようにした。アンフィニでも子どもたちの前に私が立つことなんてほとんどないからか子どもたちも緊張しただろう。朝早い時間だったがよく頑張っていたと思う。
結局のところ私に与えられた時間5分すぎてしまった。
担任の先生からは少し過ぎても大丈夫と言われていたにせよ時間オーバーはプロとして失格だと感じた。大勢の前で話すことも必要なトレーニングだなと痛感した。今回は質問にこたえる時間、私たちの活動について伝える時間というより、教育現場から離れた一教師のただの授業になってしまい申し訳なかったと反省している。
話を終え振り返ると、私は話をしっかり聞いている子ではなく、下を向いたりして集中していない子に対してどうしたら頭をあげてもらえるか注力するタイプの教師だということが実感できた。自分が大切にしている教師としての核の部分にも触れることができた大変勉強になった時間となった。
子どもたちは私の話によく耳を傾け頑張って書きとっていた。帰り際に私にタッチして帰る子、ニコニコして「先生の会社は上場会社なのでしょうか」と私に質問をしてくれる子がいたところを見ると子どもたちも私との時間を1つでも楽しんでもらえたかなと少しは納得させる自分もいる。
貴重な時間を本当にありがとうございました。
人間一生勉強だなとつくづく思います。
かわいい子どもたちと子どもたちに真摯に向き合っている先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
近隣の小学校の児童から質問をされて私がこたえていくという授業の一環だそうだ。
テーマはみんなが居心地のいい空間とはどのようなものか。
それを考えたときにアンフィニに通ってくれている子がアンフィニを例として出してくれて、では見学に行ってみようとなったようだった。子どもたちからの発信を担任の先生方もキャッチをして具体的な行動を起こして頂いたこの企画、過程を伺っても光栄なことでありがたいとしかいいようがない。
インタビューの最後に私は子どもたちからの案で大人を動かしたこと、それはすごいことだということ。子どもたちがやりたいことに真摯に向き合い形にした先生方にお礼をして締めくくった。
私は自慢ではないが30人近くの小学生の前で話をしたことがない。
高校教師であったので高校生の前ではもちろんある。
今回は全学年合同のクラスであった。学年差、それぞれの特性さまざまな違いがある小学生にどのように話を展開させたらよいか、軸をどこに合わせて話をするか、高校教師であった私はなかなか検討がつかなかった。経験もないので結局のところ反応を見ながら熱意をもって真摯に対応していこう!ある程度の質問に対する答えと話の展開のいくつかを用意をして私の熱意でもって子どもたちと向き合おう。その作戦で挑んだ。
当日蓋を開けてみてびっくり!子どもたちの手には質問の答えを書きとるボードを全員が持っている。高校教師であった私のセオリーに見学の際には筆記ボードを持参するなんてない。私に与えられた時間は15分間。その中で質問する係の子どもがみんなの前で声を震わせ発する、それに対して私は6問答える。答えながら子どもたちに書かせていく。なかなかのボリュームだ。
試しに1問用意していた答えを書いてもらう様子から見ると時間内には絶対におさまらない。
現実に直面した私はすべての自分のプランをすてて子どもたちとのやりとりに注力をした。
用意していた名刺がわりの私の直筆の書をホワイトボードに貼ることもやめた。
私の質問のこたえを書きとらなければならない子どもたちにとって集中力を欠く情報となってしまうからだ。
さっさと書の説明をして用意した半紙はあっという間に役目を終えた。
子どもたちの様子は私の話に一生懸命かじりついて書き写していた子、自分が座っていたゴザをむしっていた子、私のサンダルを触っていた子、反応もさまざまで個性豊かな子どもたちだった。
そしてアンフィニに通っている子どもたちの様子は驚くほど気配を消して私に名指しされないかドキドキしていたようだった。その様子がわかったから私はその子たちには視線や意識を送らないようにした。アンフィニに通ってくれているよねなんていう言葉も空気感も一切出さないようにした。アンフィニでも子どもたちの前に私が立つことなんてほとんどないからか子どもたちも緊張しただろう。朝早い時間だったがよく頑張っていたと思う。
結局のところ私に与えられた時間5分すぎてしまった。
担任の先生からは少し過ぎても大丈夫と言われていたにせよ時間オーバーはプロとして失格だと感じた。大勢の前で話すことも必要なトレーニングだなと痛感した。今回は質問にこたえる時間、私たちの活動について伝える時間というより、教育現場から離れた一教師のただの授業になってしまい申し訳なかったと反省している。
話を終え振り返ると、私は話をしっかり聞いている子ではなく、下を向いたりして集中していない子に対してどうしたら頭をあげてもらえるか注力するタイプの教師だということが実感できた。自分が大切にしている教師としての核の部分にも触れることができた大変勉強になった時間となった。
子どもたちは私の話によく耳を傾け頑張って書きとっていた。帰り際に私にタッチして帰る子、ニコニコして「先生の会社は上場会社なのでしょうか」と私に質問をしてくれる子がいたところを見ると子どもたちも私との時間を1つでも楽しんでもらえたかなと少しは納得させる自分もいる。
貴重な時間を本当にありがとうございました。
人間一生勉強だなとつくづく思います。
かわいい子どもたちと子どもたちに真摯に向き合っている先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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