私はこの障害分野に入った際に、児童発達支援でご飯を食べない女の子に出会いました。
年少さんです。
最初の頃は全く口にせず、そして発語も無い子でしたので対応に困り、スタッフ達と何度も会議を試行錯誤しました。
しかし、時が過ぎ、環境にも慣れてきた頃には、スタッフが食べさせれば食べるようにまでなりました。
また時が過ぎ、今度はスプーンにすくっておいたものを自分で食べるようになりました。
結局のところ、今回のパターンは適切な距離感と適切な声掛けで、あとは時間が解決するということでした。
集団生活が苦手なお子様は最初は苦戦しますが、保育園や幼稚園と違い、適切以上の人員配置で安全を確保し、自主性を促しながら子ども達と接し、その中で時間を掛けてゆっくりと集団で過ごして参ります。
リトミックや体操ももちろんやります。
ですが、当施設の根底にあるのは集団生活の慣れと椅子に座ることです。
これから待ち受ける長い集団生活を、少しでも生きやすくする為に早めに集団療育をしませんか?
ご飯を食べない
教室の毎日
23/11/02 07:29